朱 蒙



長編時代劇の人気作品、

――――――――――――――――――
配役 主なとこだけ
チュモン(後の高句麗東明王)
ソソノ(豪商の娘)
クムワ(ブヨ国王)
テソ(第一王子)
ヨンポ(第二王子)
ヘモス(解放軍の将軍)
ユファ(ヘモス妻)
ヨミウル(神殿巫女) 
モパルモ(刀鍛冶頭)  
オイ(腹心) 
マリ(腹心) 
ヒョンポ(腹心) 
ヨンタバル(ソソノの商団の群長) 
トチ(悪徳商団の長)



その1
紀元前108年、大帝国として2100年間栄えてきた古朝鮮国は、
鉄の武器で武装した「漢」との戦に敗れ滅亡した、
古朝鮮は4つの群に分けられ、敗戦した人々は他国に流れるか果てしない放浪を続けた、
その中で「漢」に抵抗する流民が現れ、その中心にヘモス将軍がいた。

かなり古い時代の物語、日本じゃ縄文か弥生時代ぐらいかね、
4つの群に太守を置き、さらにその下に小国や部族国が出来、
その内の1族が「ぷよ・扶余」という国に発展するんだね、

盛大に開催される武道会、太守の前で戦う二人はクムワとヘモス、
クムワは独眼となって変装してんだね、
実は二人は太守を殺そうと、なれ合いの試合をしている、
上手いこと殺し逃げる二人・・・

追われるヘモスは傷つき河に落ち、小部族の姫ユファに助けられる、
愛情が芽生えるヘモス ユファ・・・
「漢」国の捜索は厳しく、ユファ父は恐れて、
ヘモスを助けたことを「漢」にチクってしまう、


その2
ヘモスを匿ったことで部族は皆殺しとなる、
ユファは捕まり城に送られるが、クムワが助ける、

一方ヘモスもヨンタバル商団に助けられる、
商団長の妻が子供を産みそうな時に敵に襲われるが、その商団の危機を救い礼は返す、
その時生まれた子がソソノと言う女の子なんだね。

再び会うクムワとヘモスの二人、しかしクムワ父王は「漢」にヘモスを売ってしまう、
捕まり見せしめのためさらし者にされるヘモス、目はくり抜かれ盲目に。
ちょっとキリスト風・・・

ユファがこれを知り、会いに行くが、クムワが危険だと止める、
しかし、ユファはヘモスの子を宿していると伝えよーとする・・・

この時はクムワは、父王がヘモスを「漢」に売ったとはまだ知らないのね、


その3
クムワはヘモスを助けるが逃げる途中、矢で撃たれ崖から転落し、河に落ちて生死不明に・・・

クムワはユファに片思いし、ユファと子供を自分が引き取り面倒をみる、と。
これが導入部だね、

数十年が経過しーーー

扶余の国は「漢」の権威に晒されながらも国として発展している、
クムワは王となり、王子も3人いる、
長男はテソ、次男はヨンポ、三男はチュモン、チュモンは王子として育ったんだね、

・・でいきなり女官を追い回すチュモンが初見参、
神殿の前では国を挙げて式典の最中だってのに、
・・これって少しヤバくね、
王族の中ではチュモンだけが欠席してるぜ、
次男のたれ込みでバレて、王の前で謝るチュモンってか。


その4
母ユファも王の前にひざまずき王室に恥をかかせた私達を追放してくれと、
兄テソは助け船を出し、礼を言うチュモン、

宮廷の実力者の大使者と神殿の巫女ヨミウルはチュモンを
ヘモス将軍の子ではないかと疑っているが、この様子をみてどうも違うよーだと、

王妃と王子二人は王の愛情をユファとチュモンに奪われ、復讐に燃えている、
で、チュモンを亡き者にしよーと策をねっているんだね、

ある日、扶余の国の神器タムル弓を探しに行く3王子は旅にでることに、
テソとヨンポは計画通り上手くチュモンを底なし沼に誘い込む、
沈む寸前通り掛かったヨンタバル商団のソソノに助けられる、
チュモンは別れる際、名乗ってはいけないと言われているのに、
俺は扶余の王子だとか言い、ソソノに蔑まされる、

テソとヨンポは苦労して神器タムル弓を探し当てる、
弦が掛からない二人、
帰りの二人を見つけるが、自分を殺そうとした話を聞き隠れてやり過ごす、

アッという間に弓を探すチュモン、
しかも簡単に弦を掛け神器タムル弓を折ってしまう、ってか、

城に帰ったテソとヨンポはチュモンが死んだと報告する、
王妃も神殿の巫女ヨミにチュモンは死んだと発表してくれと頼むが、
これは嘘はつけないと断られる、

夜遅くにフラフラと帰城するチュモン、喜び会見する王は王子達に弓は引いたかと聞く、
テソとヨンポは引いたと言い、チュモンは道に迷って行かなかったと嘘を言う、
弓折ったのがバレたらヤバいしね。


その5
母からなぜ嘘を言うのかと言われ、子供の頃から王妃や王子達に憎まれないよう注意して生きてきたと、
つまり、おバカを装ってきたんだね、ほんとかよ、地みたいだけどなぁ、
母もチュモンが殺され掛けたと聞き、意を決する、

密かに武術を習い始めるチュモン、
先生は怪しげな洞窟の牢獄看守長なんだね、
でも牢獄の中で日々修練を積む、

新しい剣が出来、試しの試合をするテソとチュモン、
以前より数段強くなったチュモンに驚き、誰に師事しているのか調べろと腹心のナロに、

この秘密の牢獄のなかに一人の囚人がいるのを知る、
看守長は俺が来る前から投獄されていたようだと言う、
どうも目が見えないらしい、・・

実は扶余の繁栄のために巫女ヨミウルと大使者が、
ヘモスをここに閉じこめたらしい、神の意志だからと言ってね。
つうことは巫女ヨミは幾つぐらいなんだろ、

チュモンはその囚人と会い、なぜここにいるのか聞くが、なにもかも忘れたという囚人・・・


その6
その時、巫女ヨミと大使者が牢屋に入ってくる、隠れるチュモン、
でもなぜ二人が囚人を知っているのか疑問に感じるんだけどね、

兄テソの剣が作りが良く、兄のような剣が欲しいと刀鍛冶の長モッパルモに頼むが、
王の許可が無いとと断られ、自分で作り始めるチュモン、・・って知識もないのにかよー

漢では剣の製造を中止しろといい、太守を視察に送る、
一旦は止めるが、チュモンが内緒で作っていて事故を起こす、
これがバレて王に宮殿から追い出されてしまう、
 
金目の物を持たせ送り出す母ユファ、街の生活を知らないチュモンは
スリに会ったのも気づかず飲み屋に入るが、一文無しで、
金が払えず困っているとソソノが通りかかり払ってくれる、ってかい、
タイミングいいーー、

慌ててソソノを追いかけ自分を使ってくれと頼むが、
お前は嘘つきだからとあっさり断られる、
俺は王子だ、といったことね、


その7
チュモンは刺客に襲われ傷を負うが、王の隠し護衛に助けられる、
そこにスリの3人組が通りかかり、女を呼び傷の手当てをしてくれる、
この女性はチュモンの為に神殿を追放された侍女のブヨンだったんだね、許してくれと謝るチュモン、
そしてブヨンの働く組織で雇われる、
この組織はソソノのヨンタバル商団と敵対しているトチ商団つうのね、
結構悪徳組織で評判悪い、

牢獄では、ヘモスが看守長からユファ姫がヘモスの子供を産んだと言う話を聞き、
思い出にふけるヘモス・・・

闇取引をするトチ商団を襲うヨンタバル、しかし、チュモンがいるお陰で失敗、
トチは逆にソソノを拉致する、

ヨンタバル商団とトチ商団は会合し、損害を弁償しなければソソノを殺すと脅す、
チュモンはそれを聞き、ソソノを助けに行く、ってかい、
がんばれよーー


その8
せっかく助けに来たのに信じられないソソノはなかなか逃げ出さない、
そーこーするうち見張りのスリ3人組( オイ マリ ヒョンポ )に見つかる、
こいつら強くてやられるチュモン、しかし、プヨンにまた助けられる、
プヨンにチュモンは本当の王子だと聞き、4人で逃亡する、

牢獄の看守長はスリ3人組の兄貴分なので、ここに逃げ込む、暫くここにいろとヘモスの牢に入れる、
いろいろ話し合うヘモスとチュモン、酒や食い物を差し入れる看守長、
チュモンは囚人がヘモス将軍だとはまだ知らないんだよ、

牢内で一人武芸を練習するチュモン、それを感じ取り教えてやると言うヘモス、
目も見えないのに想像を絶する動きと剣さばき、素晴らしい技術にうっとりと見惚れるチュモンは感動の局地。

突然母がチュモンに会いに来るが、ヘモスはその声を聞き、ユファ姫ではないかと感じるが・・・
母はここにヘモスが幽閉されているなんて夢にも思わない、


その9
チュモンが洞窟の牢屋にいることを突き止め、チュモンを殺そうとテソとヨンポが護衛兵と共にくる、
ようやく逃げ出すヘモスとチュモン、
しかし、深手を負ってしまうヘモス、プヨンの看護でなんとか回復する、

テソもヘモスに切られ、かなり重傷を負うがこれもなんとか助かる、
前後してクムワ王も洞窟に来るが、ヘモスとは会うことが出来ない、

草原の隠れ家でヘモスに自分の身の上話をするチュモン、
「テソとヨンポは腹違いの兄でわたしは三番目の王子です、」と言う、
少し納得できないよーなヘモス、

プヨンをトチの組織から救い出そうとするがなかなか上手くいかない、

ソソノの側にチュモンがいて驚くテソ・・・


その10
ヘモスはチュモンが王子だと知り、同志だったクムワがどうして自分を20年以上も牢に入れたのか、
チュモンがなぜ追い出されたのか知りたくてクムワ王に書簡を送る。

しかし、王が書簡を見る前に参謀の大使者に見られてしまう、
参謀はクムワとヘモスが会うのを阻止しようとする、
なんたってヘモスを拘束したのは巫女ヨミと大使者だからね、

ヘモスは邪魔が入ったことを知らず、クムワ王と会おうと出かけるが、扶余の兵に攻撃される、
参謀の手のものだね、っつうことは王はまだヘモスが生きていることは知らんのね、

からくも逃げたヘモスは、チュモンに剣術を教えることに、
まだ自分の子供だとは気づいていないんだよね、

ソソノは初めてチュモンが扶余の王子であることが嘘ではないと知る、
嘘をついていた訳じゃないんだぁーー


その11
巫女ヨミと大使者は私利私欲の為でなく、心から扶余の国のことを思い、
ヘモスを拘束した訳で、自分たちの行為が正しいと信じているんだよ、
・・で巫女ヨミは追放を考え、大使者は殺そうとしている、

巫女ヨミはヘモスに会い、扶余の国を去ってくれと・・
ヘモスはクムワに会わないと出て行けないと言うが、ユファが今ではクムワの側室になっていて、
子供のチュモンは王子として育てられているから傷つく人が多すぎると、

初めて知る事実、チュモンはわたしの息子・・・・・
「国を出よう、ただ、ユファの声を聞かせてくれ」と頼む、巫女ヨミは断り切れず、ヘモスとユファを会わせる、

一方、大使者はテソを使って、ヘモスは王子の手で始末すべきだと焚きつける、
すぐその気になる扱いやすいテソ王子ってか、


その12
ユファの元に杖をつき現れるヘモス将軍・・・
20年振りに抱き合う二人・・・・語り合うふたり、

ヘモス様に似るよう弓の名手の名を取って息子はチュモンと付けたと、
助けられたことに感謝し、今でも敬語で話すヘモス、
そして、ユファ、チュモン、クムワの為に扶余の国を去るというヘモス、

牢で眠るチュモンの顔を優しくなぜるヘモス、・・・・

ユファは王にヘモスと会ったことを伝える、そしてヘモスと一緒に行きたいと許しを乞うが、・・・

チュモンは弓の扱い方をヘモスから教えて貰う、
戦うときは早く射れと教える、母に会ってこいと言うヘモス、
「帰りに酒でも買ってきてくれ、ゆっくりとな・・・・」と、

刻々と近づくテソとヨンポの軍団、

気が付き助けに戻るチュモン、しかし、あまりの兵の多さに無謀だと止めるオイ、マリ、ヒョンポ、
弓で射られテソに切られ死亡するヘモス将軍・・・・

クムワとユファも会いに来て死亡を確認する。
鳥葬に付され山の岩畳に置かれるヘモスの遺体、

クムワはテソが殺したと知るが、息子を弾劾出来ない、仕方ないかもねーー

飲んで荒れるチュモンってか。・・・・・


その13
王はチュモンがどうなっているか心配し、夜の城下に出る、
そこでトチ組織と戦うやたら強くなっているチュモンに会う、
母を守れと連れ帰るクムワ王、チュモンは宮殿に戻り母を看病する、

城外での生活を聞くクムワにチュモンは色々経験したことを話す、
武術の師匠に会ったこと、その師匠が王と共に「漢」と戦ったこと、師匠は亡くなったこと、など、

王は3人の息子の中から太子を決定すると令を出す、
平等にするためお前も役につけと言う王、
テソは経済情報担当、ヨンポは軍事担当、お前は何を希望するかと聞く、
チュモンは宮殿の外で学びたいと言う、

ヨンポ王子がトチ商団に剣を密売させているのが「漢」の太守にバレ、塩の提供を中止すると言ってくる、
困る扶余国、
テソは王の代わりに「漢」に謝りに赴く、ヨンポ王子は何時もドジってる、

チュモンは城外に出て、ヨンタバル商団に雇ってくれと頼みに行く。


その14
ヨンタバル商団で護衛役で働くことが出来る、

ソソノは二人の王子が塩を得ようと必死で活動しているのにあなたは・・と不服そう、
チュモンも気づきオイ、マリ、ヒョンポに情報を集めるよーにと言う、

テソは「漢」の太守にヘモスの首を届け、
あなたが殺したことにして「漢」に報告して下さいと、おもねる、
太守はニコニコ、お前が王になるよう協力すると約束する、


その15
ヨンタバル商団の中でーー、
ソソノに木簡を届けるチュモンにあなたは欲がないですね、と言われ
なにか俺にも出来ることがあると思うと、しかしまだそれが見つからないと言う、

手始めにチュモンは仲間を集め、扶余の国のため何としても強力な剣を作りたいと思うと、
そしてその秘密を解き明かそうと叱咤激励する、

「漢」の鋼剣よりも強い剣を作ろうとするチュモン、
モッパルモ鍛冶頭を中心に絶えず新製品を作っているけど、失敗ばかり、
なんか鉄の中に混ぜものがあり、これが解らないんだよね、

一方テソはヨンポの横流しを知り、バレると困るので、
知っている者を抹殺しろと命令、モパルモ鍛冶頭が狙われる、
これを助けるチュモン、テソに会い鍛冶頭を殺そうとは何事か、と抗議。

チュモンは以前、母から塩で出来ている山を持つコサン国というのがあると聞いたことを思い出し、
扶余の城下でコサン人を探させる、
そして、確かに塩の山があることを確信し、ソソノに話を持ちかける。


その16
ソソノは快諾し、ヨンタバルに相談する、父もすぐに承諾、コサン国に向け商団を準備するソソノってか、
この時代の塩って金と同じぐらいの価値なんだね、

モパルモ鍛冶頭は偶然だが折れない強さの剣が出来たと、チュモンに持参する、一歩前進と喜ぶチュモン、

チュモンは母にコサン国に行くと伝える、どんな旅かすぐに理解する母、
母は首に下げた指輪を渡し、好きな人が出来たら上げて、と、

出発するヨンタバル商団、
夜野営を張る商団、ソソノはチュモンを優遇するが、みんなと一緒で良い断る、

ソソノ達は宿に泊まるが、何者かに襲撃される、


その17
扶余の国では、「漢」の太守が塩の提供を理由にテソに援軍兵を出せと要求、
見返りは何かと聞くテソ、太守は一万の兵に武器を与えると言う、

盗賊団に狙われるヨンタバル商団、かなり危険を感じ、ソソノは撤退を考える・・が、
チュモンはせっかく行動を起こしたんだから先に進もうと言う、

チュモン達はわざと捕まり、盗賊の砦内で騒ぎを越そうとするが、
偶然、トチ商団の腹心が奴隷を買いに来て、チュモンとバレてしまう、

実はこの盗賊団の首領は以前ヨンタバル商団と武器の取引をして裏切り、
失敗して逃げた軍の将軍だったんだよね、
それで将軍は軍をくびになり盗賊をしているわけさ、
ソソノには恨み骨髄なんだね、

ソソノは意を決し、盗賊団と取引をする、
チュモンは危険な取引だと言うが、ソソノは私も王子も同じ条件でしょ、
失敗して命を落としても後悔しないと言う。
格好いいソソノちゃん。頑張れよーー



その18
ソソノは首領に会い、自分の為に失った将軍の全てのものを補償すると約束する、
将軍は自分の非を悟り、狼藉を詫びて許してくれと、
そして、盗賊団はコサン国まで兵を出し護衛すると言う、

ヨンタバル商団は塩に困る扶余の国に手持ちの塩を差し出す、
代わりに武器の製造を許可して貰う、この頃のピカいち商品は武器だったんだね、

コサン国に入り、塩山を聞いて回るが誰も教えてくれない、
一人の老人が塩の塊を見せ、塩山は巫女が兵と共に守っていると教える、

ソソノ商団はその巫女兵に囲まれ、巫女の前へ連行される、
巫女は昔、コサンはハベク族に助けてもらったので、
その恩に報いるためハベク族に寄贈するべく守っているのだと言う、

ソソノはハベク族は既に滅亡したと言うが、そういえばチュモンの母ユファがハベク族の姫だったと思い出す、
巫女にチュモンを紹介するソソノ。
・・ってスゲー都合がいいなぁーー

扶余の国では塩が不足してきて、隣国を侵略する計画を立てる、
それを知り「漢」は兵を補給する、

そんなおり、ソソノ商団とチュモンが帰国し、
塩は大量に確保した、以後は塩で戦をする必要はないと報告をする、
こりゃ一番の手柄だね、


その19
何処で知ったかと王の問いに、母ユファから聞いたと、そしてこれは母とソソノのお陰だと言うチュモン、

母にソソノを命の恩人だと紹介するチュモン、
ソソノはソソノで損得を考えずに付き合える人だと家族に言う。

喜ぶ王は宴会を開き、ヨンタバル、ソソノ、チュモンの労をねぎらう、
なにか褒美をという王にチュモンはソソノに報償をというが、
ソソノは扶余の国と親密な関係が保てればいいと、

クムワ王はチュモンに特使者の位を、
そして王の代理を意味する黄金の剣を授ける、動揺するテソ ヨンポ、

チュモンの傷を手当てして助けた侍女のプヨンがトチによって売られると知り、
オイはチュモンと鍛冶頭が秘密に剣の開発をしていることをヨンポちゃんに告げ、チュモンを裏切る、


その20
母ユファはタムル弓が壊されたことをクムワ王と巫女ヨミが、知ったらしい、気を付けるようにとチュモンに言う、
大使者は巫女ヨミからどうも弓を折ったのはチュモンらしいと聞き、テソに告げる、

テソはソソノに結婚を申し込む、ソソノは父ヨンタバルにあまり気乗りしないと、

チュモンにもこの話をするが、ソソノはもしこの話を断ったらヨンタバル商団はどうなるか心配だと危惧する、
相手はなんたって権力者だかんね、

オイのためにトチ商団から強引にプヨンを連れ出すチュモン、オイは自分の裏切りを恥じ、俺は去りますと、
チュモンは私のほうこそ守れなくて悪かったと言い合う二人、
仲良しっていいなぁーー


その21
王室一族で食事会、その席で王子達に武術対決するのはどうかと王から提案がある、

ユファはチュモンに味方する王の好意だから感謝してと、
王は強く逞しくなったチュモンをみんなに披露したいんだね、

テソはまだ自信があり、ヨンタバルとソソノを招待したりしてる、

対決がはじまる、
先ずは弓の競技、テソ4  ヨンポ3 
チュモンは目隠しして素早く矢を放ち全部当たる、
目隠しはちょっと嫌味だよーー、

格闘技でヨンポと対戦、軽く勝利するチュモン、
次はテソと剣の勝負、お互い譲らず中止を言い渡す王、家臣たちは驚きと賞賛の声を上げる、

テソ王子は王にタムル弓を壊したのはチュモンで王に嘘をついたと、
さらにテソは「漢」の太守に硬い剣の製造法を教えてほしいと言う、
太守は自分の娘と結婚すれば教えてもいいと。


その22
ヨンポの送った兵に攻撃される神殿の巫女ヨミウル、守りきれず宮殿外に、
それを聞いたテソは収拾するために護衛官に巫女ヨミウルを探して殺せと命令する、

隠れ家に入ったヨミウルはヨンタバルに使者を、
ヨンタバルとチュモンはヨミウルの元へ駆けつける、
テソの刺客が襲ってくるがチュモン達が追い払う、
ヨミウルはチュモンに罪を犯した、時が来れば話すと言う、

ヨミウルは扶余の国を出ると王に、
そして、ユファにも会い、扶余国は私を捨てた、だから今後はチュモンに付くという、
さらに、巫女ヨミはチュモンに父親はクムワだと思っているだろうが、
本当の父親はヘモス将軍だと告白する。


その23
巫女ヨミはヘモス将軍が扶余の国に災いをもたらすと信じ、
洞窟に監禁し、死を待つつもりだったと、
しかし、実際に手を下したのはテソ王子で、
それを知りながらクムワ王はテソに罰が与えられなかったと、

チュモンはクムワ王に太子になる積もりはなく放棄するという、
母に事実か確かめるチュモン、
母ユファはヘモス将軍との出会いからを全て話す、
聞き終え、父のやり残した仕事は私が成し遂げると誓う、

ソソノに私は扶余の国を出る、と告げ、
母から貰った指輪を渡し、私の心の半分をあなたに託しますと。


その24
大きな目標が出来たチュモンは、ヘモス将軍とタムル軍についての情報を集める、
オイ マリ ヒョンポの3人に行動を共に出来るかと問い、扶余を離れる、

先ず、タムル軍の残党に会いたいといいある村に、
ヒョンポは元タムル軍にいたという人物を紹介する、
そして父のヘモスがどれほど偉大で流民から慕われていたか知る、

これがヒョンポの父の軍票だとヒョンポに渡す、
実際にこの目で流民の姿を見たいと旅をつずけるチュモン、

ある時、流民を追う漢の鉄騎兵に遭遇する、
助けよーと矢を射るが跳ね返されてしまう、漢の鉄器の権威を初めて知る、

扶余では太子争いが継続中でヨンポがなにか画策中、このヨンポはなかなかユニークだよ。


その25
漢の野営地を奇襲するチュモンたち、
段々攻撃方法を覚え、バッタバッタと鉄騎兵を射倒し、流民を助け出す、

ヒョント城ではヤンジョン太守がテソに自分の娘を会わせている、
ヨンタバルもソソノと漢の武器を買いたいと訪れていた、そこでチュモンはばったりソソノと会う、
ついでにテソも現れる、ってか、っつうことは、テソは太守の娘を正妻にして、ソソノを側室にする気かね、

テソは漢の剣職人を流民と嘘を付き扶余に、そしてかなり強度のある剣を作ることに成功する、褒めるクムワ王、

チュモンはオイ、マリ、ヒョンポの三人組に、実は自分の父はヘモス将軍だ、その意志を継いで流民を解放し、
失った朝鮮の土地を取り戻したい、手伝ってくれるかと問う、


その26
扶余の王宮に戻るチュモン、王と父ヘモスの話をするが、
実害のなかったヘモスを切ったテソが許せないと言うチュモン、

クムワ王も気を遣ってか、なかなかテソを太子に任命しない、
テソは「これ以上なにをやったら認めてくれるのですか」と泣きながら訴える、

チュモンは護衛総監に任じられて、テソ、ヨンポは凹む、こっちのほうが役が上みたいだね、
チュモンはこの仕事で人脈が出きそー、

オイ、マリ、ヒョンポを護衛兵として王宮に呼ぶ、喜ぶ三人組、なにしろ元スリだからね、

モパルモ鍛冶頭は漢からきた鍛冶師に仕事を奪われ、ホされている、
心配したチュモンはヨンタバル商団の仕事場で作業をしたらと言う。


その27
民の声を聞くと城外にでるクムワ王、
扶余は滅びるとか言い、祈祷師や占い師がはびこっている、
チュモンは民衆はに不安が広がっていると、

漢の鍛冶屋の秘密を調べろと言うチュモン、
鉄を硬く強くするためなんか混ぜてるんだね、
漢からきた職人もこればかりは秘密にして教えてくれない、

ヨンタバル商団は内部抗争が起き、ソソノが狙われる、あやうく助けた護衛長は、
代わりに傷を負う、巫女ヨミウルが現れ護衛長の治療をし、助ける。

オイ、マリ、ヒョンポ達がモパルモ鍛冶頭のところに、漢の鍛冶屋が使っている鉄に混ぜる素材だと箱を、
モッパルモは全部試したとため息をつくが、一つだけ使ってないものに気づく・・
それは黄土だった。

折れない剣を作り出した鍛冶頭は喜び、チュモンの元に、オイと対戦し試してみるが、
2、3合でオイの剣が折れて飛ぶ、
良くやった、有り難うと言うチュモン。


その28
漢からテソ王子が連れてきた剣職人はどうも怪しい節がある、良く見張れと言うソソノ、
それを聞きオイ マリ ヒョンポに監視を強めるようにと命じるチュモン、

戦に備え鉄騎兵に勝つための訓練にせいを出す扶余軍、
首を狙え、馬から落として戦えと、

遂に王は漢の出城に宣戦布告、反対する家臣たち、
剣職人として扶余にきたスパイはすぐさまヤンジョン太守に知らせる、
テソ王子も自分が王を止めると書簡を送る、

ヨンタバル商団はこの戦の軍商の判断を巫女ヨミに聞く、

チュモンは王と家臣に鉄騎兵攻撃の成果を披露する、驚く扶余の家臣たち、

チュモンを訪ねたソソノはヨンタバル商団は軍商になるという、
危険だから止めろと言うが、チュモンだけを危ない目に遭わせ、自分だけ楽する訳にいかないと、

王妃の部族に派兵を命令するが、使者の首を送り返す部族達、
王妃とテソが手を回していたんだね、


その29
戦があると聞いた古朝鮮の遊民とタムル軍兵士が続々と扶余の城に集まってくる、
タムル軍の名誉を守れなかった王を許せと言うクムワ、
一緒に戦おうと奮起する遊民とタムル軍、

王妃のため援軍が得られなかった扶余は、今いる兵士で軍隊を組織しろと、

剣職人に化けた漢の暗殺団はクムワ暗殺に動き出す、
素早く察知したチュモンは全て片付け、刺客の顔を確認する、
王はテソ王子とヤンジョン太守の関係を調べ上げろと命ずる、

チュモンはテソに先陣を受け持つから許してくれと王に頼めという、
しかし、王は総大将をチュモンにし、テソ、ヨンポはその補佐をしろと命じる、
面白くない王子達・・・


その30
チュモンは王に会い、兄の王子たちに命令出来ないというが・・、
王はこの戦はおまえと私で戦わなければいけない、
負ければ私は王権を失うし、お前は母を守れないぞ、と。

鍛冶頭はヨンタバル商団の砦から扶余城に戻ってくる、鋼鉄の剣の大量生産のためにね、

援軍を求めて他の部族(放牧族)を説得するチュモン、
見返りは何かと聞く族長、広大な土地を用意するというが・・・
土地は全て俺たちのもの、とバカにされる、

ソソノはそれを聞き、取引に出かける、金で部族を雇い、たちまち成功する、
経験豊かなソソノってか、

巫女ヨミウルはチュモンの為に三本足の鳥の旗を作り渡す、

漢の鉄騎軍を迎え撃つため、兵を伏せるチュモン軍、
副将のテソはすぐさまヤンジョン太守に早馬を送る、
内外に敵ありのチュモン、勝のは容易じゃないね。


その31
知らせを見てすぐに体系を変える太守、
漢に情報が流れているはずと見越し、移動するチュモン軍奇襲隊、
知らずに通り抜けた鉄騎軍に襲いかかる奇襲隊、

ヨンタバル商団の軍商隊は内部の裏切りで、軍需物資は奪われ、ソソノは捕まる、
ソソノの命と引き替えにヨンタバルの大群長を止めろとの書簡が届く、
裏切ったのは一番年長のソンヤン群長なんだね、
こいつはソソノに恨みもあるしね、
なんか戦とは関係ない内輪もめだね、

テソもソソノを助けようとナロ護衛官を差し向けるが
王妃が行かなくてもいいとか言ってるよ、失敗させたいからね、

一方、オイ マリ ヒョンポは漢の軍商を襲い、
帰る途中鉄騎軍と戦うチュモン軍と遭遇、旗色の悪かったチュモン軍を助ける、逃げ出す鉄騎軍、

ソソノが捕まったことを報告するオイ マリ ヒョンポ。


その32
巫女ヨミがソソノを助けに動くが、失敗する、
ソソノは処刑されそうになるが、チュモンが助け出す、

テソ王子はヤンジョン太守に密書を送るが、オイ マリ ヒョンポが気づき、
密書を奪いチュモンに渡す、チュモンは、こんなことしちゃ駄目よと警告する、

チュモンはついに漢の陣に攻撃を仕掛ける、早く攻撃をいないと漢の援軍がきちゃうからね、
密かに製造した爆弾をたこを使って敵陣に落とし爆発させ、
混乱に乗じて攻撃をするという作戦、


その33
結構爆発力もあり、まんまと作戦は成功し、ヤンジョンは退陣する、
しかし、クムワ王が矢でかなり深い傷を負ってしまう、
戦の常で王の負傷は伏せられていて、チュモンはそれを知らず敵の族長を深追いしていた、

テソは王の負傷をヤンジョンに通報する、
今度はチュモンが攻撃され行方知れずに、ってこんな戦ってあるかい、
見方に攻撃されているよーなもんだぜ、

王の負傷とチュモンは行方不明、・・・で、テソは扶余の全権を握る、
期せずして漁夫の利を得たテソはニコニコだね、
邪魔者は消えただからね、
今後どーする、


その34
王妃の推薦で新しい巫女となったマウリョンは
巫女ヨミほど力がなく、王の治療はできないんだよ、

テソは地盤を固めるため、親王派の人々を静粛し始める、
臣下を殺し、縁者を投獄する、主導者は言わずと知れた王妃ね、
漢のヤンジョン太守から親書が届き、
ヤンジョンの娘と結婚することになるテソ、
これで漢の後押しも出来上がる。

オイ マリ ヒョンポは凹み、オイは護衛を止めると、

テソはさらにモッパルモ鍛冶頭を拷問し、鋼鉄の秘密を吐けと脅す、
が、知らないと惚けるモッパルモ、

テソは今度はソソノに俺の元にこいと言うが、
ソソノはまだチュモンの死を信じておらず、いやよよ、

クムワを治療する巫女ヨミウル、目覚める王、しかし、
まだ結果は分からないという、
テソが来て、ユファを脅し、ここに入れるのは王妃だけだ、と、
ユファも監禁してしまう。


その35
テソは再びソソノとヨンタバルを呼び出し、俺の側室になれ、
でないと商団の存続もむずかしいぞ・・・と、脅す、
ソソノは困り、考えぬく、そしてヨンタバル商団の行長のウテと結婚を、
それしかないと父ヨンタバルに相談する。

テソはヤンジョン太守 の娘ソンランを迎えにヒョント城へ、
そしてソソノを側室へとニヤニヤ、ワクワク、ってか、
帰ってきてソソノの結婚を知り、怒り心頭。

オイ、マリ、ヒョンポ三人組はモッパルモ鍛冶頭を救い出し、
ヨンタバル商団の鉄製造所に送り込む、


その36
ようやく意識が戻るクムワ王、チュモンを呼べという王に
行方不明で生死も解らないと言うユファ、

一方、牢屋に入っているチュモン、なぜかっつうと・・・・
川で流されてハンベク族商団の族長の娘ソヤに助けられる、
しかし、商団で反乱が起き、ソルタクという反乱軍の長に、
ハンベク族長が殺されてしまう、
ソヤを守り戦うが、ソヤが捕まり仕方なく降参するチュモン、
・・・で牢屋にいるのね。

ソルタクはチュモンを扶余の国の王子で有ることを知り、
ヒョント城に連行するみたい、

王は大将軍に兵を集めるように言うが、テソは用意万端で、
王の兵を制圧してしまう、
手も足も出ない王は静観することに・・・


その37
王の兵を預かる大将軍もテソに下る、テソは代理摂政になる、
得意の王妃と親族たち。

ヤンジョン太守はチュモンが生きているのを聞き、
鉄騎兵を派遣し確認をさせる、

なにかに付けてヨンタバル商団を弾圧するテソ、
恋の逆恨みってか、
ヨンタバル商団は今後扶余の国に入ることを禁ずると言い、
ヨンタバルを解放する、

オイ、マリ、ヒョンポはチュモンを探していて、鉄騎兵を見かける、
不審に思って、後をつけ、護送されるチュモンを見つける、
ヒョント城に送られるところだったんだね、
喜ぶ三人組、苦もなく助け出す。


その38
テソの行状を事細かに話す三人組、すぐさまソヤを助け出すチュモンたち、
ソソノとウテの結婚話も聞く、

テソはチュモンが生きていたことを大使者に言う、
大使者は全ての民が今回の戦でチュモンの働きを知っているので
いま殺すのは拙いと言うが、
テソはナロに、城に入る前に殺せと命じる、

チュモンは民衆に俺が帰って来たと触れ回れとオイ、マリ、ヒョンポに言う、
そうすればテソも手が出せなくなるはずだと、

宮中に忍び込むチュモン、母ユファに再会する、


その39
しかし護衛に発見され、取り囲まれてしまう、
お前達は切りたくない、と言うチュモンに一斉に頭を下げる護衛兵、

ユファはにチュモンの帰ったことを伝える、
王はチュモンに会う、チュモンは漢に勝てなかったお詫びをする、
生きて帰って来ただけで許すという王、

そして今のテソならワシもお前も簡単に殺せるだろう、
だから時期が来るまでおとなしくしていろと言う、
テソに対しても急に低姿勢になるチュモン、
ヨンポはいろいろけしかけるが全然乗ってこないチュモン、

ヨンタバル商団ではヨンタバルが引退し、ソソノに郡長を譲ると言う、
しかし、ヨンタバルの妹は自分の息子を郡長にしろと内紛に、

ヨンタバルの妹はソンヤン群長( 現在テソ派 )に取り入り、新開発の剣を差し出す、
商売になるとソンヤンは鍛冶頭を拉致する。


その40
鍛冶頭はヨンタバルの妹の行長の嘘の情報で、
チュモンは鍛冶頭を救い出せず、テソに引き渡されてしまう、
テソは早速鋼剣を作れと命令する、

チュモンはモッパルモ鍛冶頭に、内緒の計画があるからと解らせ、
鋼剣を作らせる、根っからチュモンを信用する鍛冶頭は言われた通りにすると、

剣が出来上がり、喜ぶテソ、チュモンを褒めちぎる、

ヨンポちゃんはあろう事かおだてられ、
テソ王子暗殺計画を練り出すんだね、

漢の皇室から今回の戦の責任を取れと、人質の要求がくる、
もっけの幸いとテソはチュモンを呼び、漢に行ってくれと言う。
ちょっとヤバい雰囲気だね、断れないしさー、


その41
チュモンを漢に送るのは危険だと大使者はテソに言う、
それもそうだと今度はヨンポに、しかし、母の王妃の大反対でこれもボツ。
又元のチュモンになるが、チュモンは行くつもりだったんだね、
広く漢を見たいとか言ってたもん、

そのさなか、ごく秘密に刺客集めをするトチ商団とヨンポちゃん、ってか、
でもオイ、マリ、ヒョンポにつつぬけなんだね、

たぬきおやじのソンヤンのせいでヨンタバル商団の荷物が、
ヤンジョン太守に奪われ、怒るソソノはソンヤンを殺すと言うが、
裏で組んでいるヨンタバル妹が反対する、
このおばさんは自分のことしか見えないね、

そーこーするうち、にーちゃんテソ暗殺が決行される、
しかぁーーし、奇襲を知るチュモンは素晴らしい弓の技術でテソを救う、
なんか出来すぎちゃんだぜ、

テソは暗殺団を調べさせ、トチを捕らえる、
そして・・・ヨンポに剣を突きつける。
震えるヨンポちゃん、


その42
怒るテソはトチを処罰し、ヨンポも危ふし、そこに王妃が来て・・・
結局、処分出来ずヨンポを助けるテソ、
そのかわりチュモンの身代わりに漢に行けと命令するテソ、
まっ、またもやいいタイミングの展開だぁーね、

ヨンタバル妹がソンヤンに密所を送るのを奪うソソノ旦那ウテ、
ソソノは再びこんなことがあったら許さないと、

ソヤがハンベク族商団のソルタクに拉致される、
すぐに助け出すチュモンと三人組、

テソは助けてくれたチュモンを信じはじめ、わたしの力になってくれと、かなり入れ込む。


その43
テソの口添えもありチュモンとソヤは結婚する、
ソソノは切ない顔をするが、これはウテにはちょっと可哀想だぜーー

ヤンジョン太守から漢の皇室に奴隷を送るので、流民を集めて送ってくれと連絡がテソに入る、

チュモンはこの命令に従い流民集めに掛かる、
反発する三人組は怒ってチュモンの元から去る、
なんか策がありそーなんだけどね、

巫女ヨミウルはチュモンの流民集めはなにか訳が有るはずだとソソノに言う、
チュモンはヘモスの子だから漢に流民を送る訳がないとね、

案の定、流民を送りながら扶余の国を出て、タムル軍を作るつもりなのね、
母とソヤに告げるが、母はクムワ王を一人に出来ないと、
これじゃ母は人質になるだけで、扶余を出られないと言うチュモン、
問題だねこの母親は、ヤバいぜ、
テソを裏切って出て行くんだから母親を置いていけないよなぁー


その44
ユファはソヤに、私はここに残ってクムワ王の面倒をみる、
チュモンは新しい国を作る為に出て行くのだからお前はチュモンを
助けてやり、新しい国の母になって欲しいと言う、

ヤンソルランは部下にチュモンを尾行させ、なんか感づいていそうだね、

急にテソは流民の護送をチュモンから副官ナロに変更する、
バレたかなと、あせあせのチュモン・・・

護送が出来ないと軍隊が動かせない、困ったチュモンは王に相談する、
王は妙案を、ユファと王は一緒に病気療養のため温泉に行くことに、
そして護衛に総官ナロを指名する、

思惑通りことが運び一息入れるチュモン、
そこに扶余の国に運ばれる塩が何者かに奪われたと知らせが入る、
これも計略の一部ね、チュモンに出撃命令が・・・


その45
流民を連れて城を出るチュモン、モッパルモ鍛冶頭と一緒に出るはずだったソヤはソルランに捕まってしまう、

漢と違う方向に導かれ、不安の流民達に、新しい国作りをしようと呼びかけるチュモン、喜ぶ流民達、

テソはチュモンの裏切りを知り、すぐに兵を出して追撃する、
待ち伏せするチュモンたち、
河を渡る流民達、どうにか渡り切ったところに到着する扶余軍、

一方ソソノはテソに会い、塩の権利はチュモンにある、
チュモンのいない扶余の国には塩を渡さないとコサン国が言う、
なので塩の取引はヨンタバル商団に任せてほしいと、


その46
砦を築くチュモン軍、巫女ヨミもヘモス将軍への罪を償いたいと参加し、
人材を集めろという、周辺の部族達に声を掛けるチュモン、
ハンベク族商団(ソヤの一族)を攻撃し、ソヤの父を殺したソルタクを
殺すチュモン、

こんな時、たぬきソンヤンがソソノの商団を攻撃すると情報が、ソソノはすぐにソンヤンに会い、
自分は降伏するからと攻撃中止を頼む、
ヨンタバル妹の息子を郡長にしろというソンヤン、
内輪もめしてる場合じゃないんだけどね、

テソはヤンジョン太守から鉄騎兵を借りてチュモンを攻撃するという情報が入る、

チュモンは人集めに必死、漢と戦っている他の部族の兵士と武術比べで勝ち、
将軍級の部下3人と兵士を得る、


その47
テソはチュモンに奇襲をかけるが、逆に奇襲を受け、
鉄騎兵も失いほうほうのていで逃げ出す、

苦り切るテソは今度は参謀の大使者に策を聞き、昔、ヘモス将軍を捕まえた方法を実施することに、

これは軍の精鋭を流民に化けさせ、漢に送る振りをする、
助けに来たところで仮面をはぎ挟み撃つという策ね、
つまり、流民は一人も居ないで全員兵士なんだよね、

巫女ヨミはこれを聞き、危ないと知らせよーとする、
この計略を知っているのは巫女ヨミと大使者だけ、


その48
あわや・・チュモンもこれで・・・
しかし、巫女ヨミが攻撃前に到着し、罠だと知らせる、

オイ、マリ、ヒョンポを偵察に、少し離れて鉄騎兵が行進して来ると報告する、
ついでだから全滅させちゃおうと、モッパルモ鍛冶頭が開発した鋼鉄の矢で
鉄騎兵を射抜くチュモンたち、
他の将軍達は扶余の兵士に襲いかかり、ほとんど全滅させてしまう、

テソは最後の手段で扶余の宮廷にいるユファとソヤを助けたくば宮廷に来いと
チュモンに書簡を送る、
汚い手だけどテソにすればやるっきゃない、

オイ マリ ヒョンポはチュモンに報告せず、三人で相談し助けに行くことにする、


その49
チュモンは途中でヤンジョン太守に向かう密偵を捕らえ、この事実を知り、
三人の行動も読めていたので、合流する、
そして勝手な行動をするな、死ぬときは一緒だと三人を殴る、

一方ユファも心配してて、侍女に特殊な薬を呑ませ外に送り出し、
チュモンに伝言を託す、決して母たちを助けにくるな、来たら自害する、
母を失望させないでほしい、と。
しかし、便利な薬があるんだね、飲むと心臓が止まり、
暫くすると生き返るんだよ、たまげたぁーー

チュモンは現れず、ユファ ソヤを処刑しようとするテソだが、殺せない、

こんな時、ヨンタバル商団から宮廷に入る秘密の通路があると持参する、
喜ぶチュモンってか。


その50
早速宮廷に入り込むチュモン達、神殿のそばに出るんだね、
母ユファは病身でどうも運び出せない、義母を置いて行けないと言うソヤに会い、
もし、子供が生まれたら「子供に渡すよーに」と剣を折り、刃先をソヤに、
・・って、剣って手で簡単に折れちゃうの?まっ、いいか、

ソヤは義母の言うことを聞いて下さい、そしてここには二度と来てはなりません、と、

漢からヨンポちゃんが帰国する、漢に味方を作ったと大威張りのヨンポ、
又何かよからぬ計画を考えるんかな、
どうも癒し系で憎めない奴だからね。頑張れよーー

巫女ヨミが漢のヤンジョン太守を攻めましょうと、チュモンに言う、


その51
鉄鉱石の増産で視察に来ていた漢のヤンジョン太守を襲うチュモン達、
惜しくも太守は取り逃がすが、鉄鉱石の資源は確保出来る、

ソソノは兵が必要でこの国に向かっていたが、
今後漢との戦に兵が分割出来ないと知り、引き返す、

チュモン軍は幹部を全員集合させ、今後に向けて軍の再編成を試み、
全ての幹部に役職を与え、規律と命令系統を明確にする、

新しく入った仲間が自分たちより良い役に付いたりして、
少し面白くない三人組ってか、

チュモンは巫女ヨミと滝に打たれ祈祷を行う、
と、突然風が吹き、雷がなる、そして太陽が隠れ始める、
なんの前触れか・・・・


その52
つまり日食が始まるんだね、古い時代の一大イベントだね、
テソは自分の運が終わると恐怖し、巫女マウリョンに占いを聞くが、
本当のことを言うと殺されかねないので「吉」だと言う、

チュモンに取っては漢や扶余が滅び、新しく国の興る象徴だと、

実はテソはこの頃から少しおかしくなっていて、
罪もない人々を殺すようになったんだよね、
大将軍を呼びチュモンを捕らえてこいと命令するテソ、

参謀の大使者はテソに見切りをつけ、クムワ王に復権を要請する、
大将軍は命令を遂行する振りをしてクムワ王が復権することを伝える、

ソソノのほうはチュモンと協力しているのをソンヤンに知られ、夫が監禁される、


その53
クムワがまた王に返り咲き、テソ、ソルランは投獄される、
しかし、今回の王の返り咲きは実は参謀の大使者が裏で動いたんだね、
で、条件として漢と友好関係を維持すること、
チュモンを敵とすること、と言う、

そして、巫女ヨミは以前と違ってクムワはチュモンの害になるかも知れないと言う、
テソより恐ろしい敵になるかも、ともいう、

ヨンポは身の危険を感じ、宮廷を出て街に隠れるが、
金も持たず飛び出し一銭なし、無銭飲食で捕まる騒ぎ、


その54
クムワ王はチュモンにタムル軍を解散して扶余に戻って来いといい、
戻れば全てのものをチュモンに相続させると、

巫女ヨミは反対し、それを知った大使者は巫女ヨミウルを拉致する、
そして大将軍にチュモンを捕らえろと命令する、

チュモンはユファ ソヤが気になり逃げ遅れ捕まる、
オイ マリ ヒョンポ他の幹部に謝るチュモン、

クムワ王は新しい国を作ると言うことは、扶余の国に対する反逆だといい、
監禁する、
チュモンは陛下には失望したと・・
わたしは漢を打つために立ち上がったのだと、


その55
チュモンに巫女ヨミウルが拉致されたと知らせが入る、

クムワ王と大使者は巫女ヨミウルにチュモンを説得するよう命令するが、
これは天が決めたことだと、チュモンの運命だと言う巫女ヨミ、

大使者は巫女ヨミウルを切り倒す。

なんとか牢を脱出するチュモンたち、しかし、大将軍の兵に囲まれる
王が現れ、ここを去れ、お前との縁も終わりだ、
ユファ ソヤは時期がきたら返すからと言う、
大使者はチュモンを殺さないと後悔しますよ、と王に言う、

テソは地方の守備隊長に、ヨンポは雑用係に格下げされる、

新しい巫女ソリョンの前で、オイ マリ ヒョンポ チェサ ムゴル 
幹部を集め、誓いを新たにするチュモン。


その56
三年後・・・・・・

ソンヤン群長を待ち伏せするウテ、しかし、群長の刺客に刺され死んでしまう、
ソソノ達はソンヤンの兵士を制圧し、国づくりを宣言する、
そしてタムル軍を訪ね、ここでは何かと不便である、
チュモンの手助けがしたいので、チョルボンに来て欲しいと、

チョルボンにタムル軍を移動させるチュモン、
しかし誰が王になるか問題が、・・・・
これは問題だよなぁーー後で紛糾するぜー

テソはヤンジョン太守に誘われてソルランとヒョント城に、

ソヤは男の子を産む、

チュモンの密偵が漢がチョルボンを攻撃する準備をしていると報告する、


その57
干ばつで飢えが続き、この危機を乗り越える策を神女に聞くため、
始祖山に登るクムワ、
神女は新しい国を作る人物に寄り、扶余はいずれ滅びるという、

王はユファ ソヤを送り返そうとしていたが、これを聞き、
ユファ ソヤを絶対手放すまいとする、

扶余に戻ったテソは王に謝罪し、受け入れるクムワ王、
チュモン対決にテソが必要になったんだね、

チュモンも始祖山に向かい、弓を折ったことで扶余を滅ぼすことになるのか、
と、弓を確かめるが、壊れて居ないというオイ、
そこに神女が現れ、この弓は扶余の神器ではなく、タムル軍の大将のものだと。


その58
神女は他にあと二個の神器があるとかいう、
三種の神器ってか、

なぜか、クムワ王の顔半分にシミが、・・・って、意味不明。
ソルランは王妃から石女とか言われ、
怒ってソヤの息子を毒殺しよーとしてるぜ、しょーがないね、この女、

チュモンは古朝鮮の記録を知るため商団長に会う、

テソはチュモンを暗殺しようと、ブブンノという刺客を入れる、

一方、ソソノはソンヤン群長を狙って、ある計画を実行する、


その59
ソソノは上手く適地に入り込むが、殺害は失敗して、負傷してしまう、

チュモンは砦からケルに向かい野営する、タムル軍に侵入したブブンノは
兵士達がチュモンを心から尊敬している様子に脅威を感じる、

刺客侵入に気づくオイ マリ ヒョンポ、
刺客を退治するが、ブブンノは取り逃がす、

ケルに到着しソソノがソンヤン群長の元に行ったと知り、
すぐに後を追い助けに走るチュモン、


その60
すかさずソソノを助け、救い出す、
そしてソンヤンの兵と、漢の鉄騎兵がケルに向かうと知り、奇襲攻撃をかけ、全滅させるタムル軍。

一方テソはチュモンの留守の砦を攻撃し、女子供と老人を皆殺しに、
同行のブブンノはテソに呆れ、失望してしまう、
仇討ちをと怒る幹部たちを、ここは我慢してくれと必死で止めるチュモン、

ユファはクムワ王に愛想をつかし、なんとか逃げよーと、護衛兵に眠り薬を飲ませ、宮廷を逃げ出す、
すぐに気づかれ追跡されるユファ ソヤ、


その61
追っ手に追われ、通り掛かった商団に匿って貰うが、捕まり連れ戻される、

クムワ王は大切に扱っているのにどうして解ってくれないのか、と言う、
しかし、ユファはもうクムワ王が全く信用できないんだよね、

チュモンは群長たちを戦なしで仲間にしようとしている、
他の群長は説得したが、最後に残るソンヤンは、チュモン一人で来いと、
この群長は先が読めない男だね、困ったもんだ、

罠だと幹部達が止めるが、いずれこの商団もタムル軍が守ることになると、
天が私に味方すれば危険は避けられると出向くチュモン。


その62
いろいろと小細工をするソンヤン群長、毒入りの酒と入って居ない酒を
用意して飲めとか言ったりしてね、
・・でようやく手を結ぶタムル軍とソンヤン群長、

新しい国づくりの基が出来た、タムル軍とチョルボンは兄弟だ、
後は古朝鮮の流民の参加で昔の失った土地を取り戻す、と、

でも問題はやはり王は誰にということだね、
スムーズに行きそうもないね、商団側はソソノという、
タムル軍は当然チュモン、

扶余はタムル軍とチョルボンが同盟したことを知り、
ヤンジョン太守を呼び寄せる、漢に頼るっつうことだね、

ブブンノにチュモンを殺せと、そしてうまくやったらお前を貴族にしてやる、
と言うテソ、もし裏切ったら家族は皆殺しだと脅す、


その63
保身のため扶余と漢は同盟を結び、周辺国のチョルボンとの取引を禁止する、

コサン国よりの塩を運ぶ商団が襲われ全滅し、困るチョルボンは、
苦肉の策で海上輸入を考える、でもとても危険で難しい方法なんだね、

ブブンノはタムル軍に潜入しチュモンを狙うが、果たせず捕まる、
事情を聞かれ、自分の家族が人質になっている、仕方なく命令に従ったと、
今度生まれ代わったらあなたの部下になりたいという、
チュモンは許し、「俺を殺したと報告し家族を助けろ」と言う、

テソは半ば信用せず密偵を放ち、いろいろと情報を探る、
調べるうち、チュモンが姿を現さないし、なにかあったらしいと、
ブブンノに褒美を与え、優遇する、

この事件を利用してチュモンとソソノは海賊に会いに遠征する、
国境を越える時は、ばれないように覆面をしてね、


その64
チョルボンの攻撃を始めるテソたち、
ユファはチュモンが死んだのなら解放してとクムワ王に頼むが、
嫌だよーと言う王、

チュモン達はソソノと二手に分かれ、海賊捜し、
ようやく遭遇し、わざと捕まるが、チュモンをいきなり信用できず、
弓のテストを、上手く当てるチュモン、
そこに海賊退治の官軍が奇襲してきて、海賊を助ける、

海賊大将はチュモンの頼みを聞き、食料輸送を引き受ける、
実は大将の父親がタムル軍にいたらしいんだね、

クムワ王に直訴して座り込むユファは、倒れてしまいそれを助けるブブンノは、
自分の身分(刺客だった)を明かし、チュモンはまだ生きていると、
近々にここを出るつもりなので助け出すと言う。


その65
海賊の船で南下するソソノとオイたち、チュモンもチョルボンに帰るが、
ソンヤン群長とテソはまたくっつき、内部は混乱している、
チュモンはソンヤンに会い、テソを騙してくれと頼む、

テソは奇襲隊を率いてチョルボンを攻撃するが、ブブンノのお陰で
逆に攻撃され、敗退するテソ、

しかし、チョルボンの陣営は食料も、薬もなく、その上疫病も発生し、
さんざんな有様、チュモンは天に祈り、チョルボンの民と高句麗をお守り下さいと・・・
一番やばい状況だね。


その66
倒れるチュモン、

扶余はこの機に乗じ、クムワ王自ら国境の村々を侵略、
降伏を勧めにくる大使者、漢と結託する扶余の国には決して従わないと、

オイ マリ ヒョンポは困り切り、テソの首を取るというが、
お前達はこれからこの国の中心となって活躍して行く体だ、と許可しない、

解決策の出ない状況に居たたまれないチュモンは国境の見回りに、
そこで、扶余軍に追われる商団を助ける、
これがなんと、待ちに待ったソソノの商団だった、
チョルボン軍、民に食料と薬を配るソソノ、

安定した海上輸送の方法を開発したチュモンに焦るクムワ王


その67
扶余の民も困って居るのを知り、助けたいと言うチュモン、
代理でソソノが宮廷に行き、ユファに先ず会い、子供用にと反物を渡す、
そしてテソと会うが、クムワは直接チュモンと話したいという、
・・でお互いの中立地点で会うということに、

実はユファに渡した反物の中に、脱出用の秘密通路の地図が入っていて、
すぐさま逃げ出すユファ ソヤと子供のユリ、
しかし、すぐに追っ手に捕まるユファ、
ソヤは漢の大臣に捕まり漢のヒョント城へ、

ユファは王の前に、そしてなぜ逃げるのかと怒る、
もう、信じられないと歩き出すユファ、
思わず刀に手をかけるクムワ、切られるユファ・・・・・

逃げ出したユファ ソヤと子供のユリが殺されたと・・・
この情報はすぐにチュモンに伝わる。


その68
王の墓の始祖山に埋葬するという情報に激怒する王妃、
それを聞き、始祖山に向かうチュモン、

クムワとチュモンは会い、決着がつかず、立ち去るチュモン、

チョルボンに帰り、一番大事な人を守れなかった自分はチョルボンの民を
率いる資格がないと言う、ソソノはこの試練に打ち勝たなければならないと、

こんなおり、神女から連絡があり、神器の鎧と秘本が、
この秘本解読するソソノの参謀サヨン、
この本のお陰で新しい鋼鉄の鎧を作り上げるモパルモ鍛冶頭、
そして、いよいよヒョント城の漢を攻めると・・・

ヒョント城ではヨンポに見つかるソヤってか。


その69
着々とヒョント城攻撃の準備をするチョルボン、その情報を入手するテソ、
ヤンジョン太守はあちこちに援軍を頼むが集まらない、
後釜を狙うソヤを助けたファン大臣はニヤニヤ、

流民を救うためヒョント城に入り込むオイたち、

ヒョント城ではヨンポに見つかるソヤってか。
ヨンポはすぐに二人を監禁し、チュモンのところに乗り込む、
そして、条件を出すヨンポ、扶余を攻めたら権限を自分に渡せ、
ヒョント城は攻撃するな、などめをちゃくちゃを言う、

チョルボンを仕切るチュモンは今更攻撃中止も出来ず、
かといってソヤと子供も見殺しにできないし、困るチュモン、

ヨンポちゃんは懲りないねーー


その70
取り敢えずソヤたちの安否確認にマリがヒョント城へ、
しかし、ソヤ親子は逃げ出した後で、見つけられないマリ、

チュモンはヨンポをお前との縁もこれまでと、追い返す、
一方、ヒョント城に潜入したオイたちは逃げ出せないで居る、

ヤンジョン太守は流民達を攻撃の一番前に置き、
盾がわりにするという情報を得、チュモンは遊撃隊を組織して救うことに、

モッパルモ鍛冶頭が作った鎧を身に付けて出陣するタムル軍、
全ての道に伏兵があると知り、山を越えて奇襲するチュモンたち、
まんまと成功し、助かるオイたち、
このままヒョント城を攻撃する、俺についてこいと、

ヒョント城外で野営するヤンジョンとテソ軍にヒョント城が奇襲攻撃を
受けていると知らせが入る、


その71
ヒョント城を落とすタムル軍、
ソルラン、ファン大臣、貴族を捕虜にする、
殺せと叫ぶ流民にまだ使い道が有るというチュモン、

ヤンジョン太守は超激怒、すぐに反撃の支度をするが、
城を失った兵に気力はなく、作戦も見破られついにヤンジョンは捕まり、首をはねられる、
テソ、ナロは逃げまくる、


その72
チョルボンに帰還するタムル軍、チュモン、ソソノ、幹部達
奪われた土地は取り戻したと高らかに叫ぶチュモン、

幹部達に酒を振る舞い、お前達がいなかったらこの勝利はなかったであろうと喜びを祝うチュモン、

ブブンノにソヤとユリの所在を聞くが、見つからなかったと、

ファン大臣は流民に引きずり出され、リンチにあう寸前、
まだ漢には流民がたくさんいる、その流民と交換できるから、ファン大臣を生かしておこうという、

ソルランに父の遺骨を持たせ扶余に帰れと解放する、
ヨンタバルはファン大臣を連れ長安へ、流民と交換を果たし、帰国するヨンタバル、

その流民のなかの学者が神器の青銅鏡が、ヒョント城の地下倉庫に
有るはずだという、探すチュモン、
そして、古朝鮮の三種の神器、弓、鎧、鏡を神殿に並べ天に報告するチュモン。


その73
漢を追い払ったチョルボンに続々と集まる小部族の族長、

しかし、ここで当然出るはずの問題が・・・
それはタムル軍と商団の内部対立だねーー
これだけは避けて通れない事項なんだよ、

どちらが王になってもしこりが残る決定となる、
困り抜いたヨンタバルは最後の手段でチュモンとソソノの結婚しかないと、
つまり、チュモンが王に、ソソノを王妃に、これしか方法が無いというヨンタバル、

なぜかこの時期にチョルボンに向かうソヤとユリ、
結婚が発表され、新しい国「高句麗」を宣布すると、

その当日、遠くから眺め、身分も明かさず、身を引くソヤってか、
切ないねーーどーも、


その74
そして・・・15年後・・・・

ユリは青年になり、闇取引の商団の仕事に関わっているみたいだ、
ソヤは病身で小さな店の手伝いをしている、
ユリは父親似で剣の腕はかなりなものらしい、

チュモン王は深そうな傷を治療している、
次は北オクチョを平定すると言う参謀に、私が行くと言うピリュ王子(ソソノの子)、任せる王、

北オクチョの商団長はユリに旨い仕事があると誘う、
実は漢に寄生するヨンポちゃんの仕事で、ピリュ王子の高句麗商団を
扶余の軍隊の振りをして襲うのね、

扶余の軍隊に全滅させられたと聞き、不審に思うチュモンは
オイ将軍に調べさせる、漢の矢尻を見て嘘を見抜くが、その時、偶然ソヤの姿をみる、

高句麗に帰り漢の仕業と報告するが、北オクチョの村で
ソヤ様を見たと言う、


その75
商団を襲った男が捕まり、危険を感じたユリは母を連れて逃げ出す、
探しに来たオイは結局一足違いで逢えない、

漢のファン太守は扶余に同盟を迫るが、高句麗は一度も攻撃してこないと
同盟を断る、それを聞いたクムワはテソに王位を譲る、

テソの戴冠式に出席すると言うチュモン、
そして心配する幹部に高句麗と扶余が協力し漢を追い出すのだと、

俺の父親は一体誰なのと聞くユリに、
ソヤは急に扶余に行こうとユリにいう、
チュモンから貰った証拠の剣の先を扶余の宮廷に隠したままなんだね、
それを取り戻そうとしたみたい、それを探したらお前の父親の名前を教えると言う、

ピリュ王子と扶余に入るチュモン王、
道ばたで見つめるユリ。


その76
扶余の宮殿に入るチュモン一行、
記念武術大会に参加するピリュ王子とユリ、
実は二人は商団闇討ちで戦っているんだね、

招待された近隣の族長たちは高句麗と同盟を結びたいという、

ファン太守は、扶余と高句麗が同盟を結ぶなら漢は攻撃すると、

武術大会はピリュ王子とユリの決勝戦に、その観衆の中にソヤの姿を見るチュモン、
部下にすぐ探させるがみつからず・・・

そして優勝者はユリだった、すぐにユリを護衛官に取り立てるテソ王、
チュモンはテソ王に会い私の敵は漢だけだといい、
漢と同盟しないよう進言する、

ユリは護衛官になり、自由に宮廷を出入りできる、
折れた刀の先を探せと言う母ソヤ、ユファ様の部屋のそばにあるという、

ヨンポとファン太守はチュモンを暗殺しよーと機会を狙う、
ヘモスに挨拶に訪れるチュモンをなぜか気になりつけるユリ、
オイに捕まるがユリを逃がすチュモン、

帰り道、怪しい軍団を見て引き返すユリ、軍団はチュモンを襲う、
チュモンの味方として戦うユリってか。


その77
実はヨンポが送った暗殺団だった、漢の兵と分かり、
チュモンとテソは同盟を結ぶことになる、

ユリはやっと刀の先を持ち帰り、俺の父は?と聞く、
「あなたの父は高句麗の王チュモンだと」答えるソヤ、
あの大王が自分の父?・・・
じゃなんで母と自分はこんな生活をしているのか、
なんで探してくれなかったのか、まったく信じられないと、
どうしても聞きたいことがあるから父に会いに行くと言うユリ、

宮殿に着き門番に王に会わせて欲しいと言うが相手にされない、
ちょうどモッパルモ鍛冶頭がきて、ユリの話を取り次いでくれる、
チュモンは折れた剣先を見て驚く、すぐ案内しろという、

会う二人、名前は何というと、ユリです、
母の名は、 イエソヤですと、
本当におまえはユリかと、
王が自分の父ですかと、
そうだ、俺がお前の父だと、
ではなぜ母と自分を捨てたのか、と聞くユリ、


その78
全て自分のせいだと言うチュモン、
まだ我慢できず追求するユリに、
15年前亡くなったと思い、だだ一つ探した子供靴を遺品として
いまだに大切に持っている王だと言うヒョンポ護衛長、

母ソヤはどこにいるか聞くチュモン、秘密の場所にいるはずと言うユリ、
オイ、ムゴル将軍を伴い探しに出るチュモン王、
秘密の洞窟でソヤと再会するチュモン、オイ マリ、

ソソノはこの事実を知り、二人の息子に話す、
そして暖かく迎えて欲しいと、

ソソノに妻が生きていた、そして今重症だと言うチュモン、
必ず良くなります、そしたら宮廷に迎入れますと言うソソノ、

早く元気になってとソヤの手を握るソソノ、
ソヤに罪を償う機会をくれというチュモン、

ユリは宮に馴染めず、鍛冶頭もとで働き寝泊まりする、
突然ファン太守が送り込んだ刺客団が鉄器所を奇襲し、
職人を殺し火を放つ。


その79
ユリを助けようと火に向かうチュモン、止める臣下、
しかし、刺客を捕らえ出てくるユリ、そして漢の兵士だったという、
流石チュモンの息子だね、

チュモンとユリは報復として漢の砦を襲いファン太守の弟を殺し凱歌をあげる、

チュモンは内部の責任を追及し、また内部紛争か、
チュモンはマリ将軍に秘策を与え、扶余に使者として行かせる、
食料と塩を持参し、ついでに不足している武器づくりの職人を、
鋼鉄器作りを教えるという名目で連れ帰る、
この時、テソ王は鉄器所が奇襲されたのを知らなかったんだね、

一方、刺客団が鉄器所に侵入した責任を問われ、
ヨンタバル妹の嫡男が牢に入れられ恨み、チュモン暗殺を計画するヨンタバル妹、
それを知りソソノも兵を集める、


その80
チュモンは国境の村にいるクムワ王に息子ユリを会わせる、
クムワ王はお前と母に辛い思いをさせたと謝る、

チュモンを襲おうと待ち伏せするヨンタバル妹と行長、
そこにソソノがきて攻撃を中止させる、
ヨンタバル妹と行長を追放するというソソノ、
しかし、首謀はピリュ王子だと言うヨンタバル妹、

ピリュを呼びなぜと聞く、王と母が怖かった、自分を捨てるのではないかと、
考え込むソソノ、

南方に行く商団があり、その商団をピリュ王子にまかせ、広く見てこいと送り出すソソノ、

漢のファン太守の刺客に襲われ深手を負うクムワ、扶余の宮廷に戻る、
駆けつけるテソ王、クムワは高句麗と手を組み漢を追い払えと遺言し、亡くなる、

テソはチュモンを訪ね、前王の意思を実行したい、と。


その81 最終回
扶余のテソ王は全臣下を集め、高句麗と同盟して漢を攻撃すると宣言する、
高句麗の軍と合流し、すぐさま攻撃を開始し、勝利するテソ王、

扶余、高句麗の連合軍は遼東軍を全滅させ、ときを挙げる、
祝宴を開き、同盟しなければなし得なかったことだとテソ王にいうチュモン、

チュモンの肩の傷はかなり悪化しており、安静が必要だという医師、

ソソノは父ヨンタバルにヨンタバルの貴族たちの心をまとめて欲しいと頼む、
自分の子供達に権力争いをしてもらいたくない、
そして、この方法が子供達をより大きく育てる道だという。
ヨンタバルはソソノ王妃に従うと言う、

お前達もチュモン王のように新しい国を建てて欲しい、
厳しく、困難な道だがお前達なら出来ると信じていると言うソソノ王妃、
母に従います、と言うピリュ王子とオンジョ王子。

ピリュ王子とオンジョ王子の為に新しい国づくりをしたい、
わたしの一族を率い高句麗を出たいとチュモンに言うソソノ、

チュモンはそれは駄目だと、
しかしソソノはすぐにユリとピリュの問題で悩みます、
わたしはピリュも王も両方守りたいと言う、

ソヤ夫人もこれを知り、自分たちが高句麗を出るといい、引き留めるが、
わたしの夢を叶えるためだからというソソノ、しかし、強い女だね、

チュモンはモッパルモ鍛冶頭を呼び、ソソノ王妃を助けてほしいといい、
モッパルモは淋しそうな顔でこれを承諾する。


南方の土地に出発するソソノ一族を見送るチュモン。

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「暇なおじさん」 
時代物だから長いね、この作品はお気に入りのひとつだよ、
英雄ヘモスとユファの子供、扶余の王に王子として育てられる、
後に朝鮮最大の国高句麗を建国する男の物語。
生涯一人の女性を愛しつずけるが、苦渋の別れが待っている、
時代物の中では王宮物と違い、見ごたえのあるドラマです。



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