ホジュン



配役
ホ・ジュン(医師)
ユ・ウィテ(恩師)
ダヒ(貴族の娘・ホ・ジュン妻)
イェジン(女医)
ドジ(恩師の息子・医師)
イルソ(猟師・癒し系)




1
貴族の格好はしているが実は妾の子で、荒れた生活を送っている、
学問もしているが、お前がなぜくるのかなどとバカにされ、
途中で塾にも通わなくなり、悪に染まってゆく、
いわゆる街の不良だね、喧嘩に博打に闇取引つまり密輸、とやり放題、
父は真面目な軍守でお役人、

ある時、怪しげな親娘に会い、病で瀕死の状態の父親を介抱するが、
その父親は死んでしまう、実はこの親娘は官関係のお尋ねものだったんだね、
葬儀を出してやるホジュン、



2
そんな中、闇取引で失敗し捕まってしまう、
身元がバレ、父親は苦り切るが、
息子の荒れる原因を知っていて、逃がしてやる、

追っ手がいるのを知り、娘(ダヒ)を助けることにするホジュン、
助けてくれる仲間、金を持ち逃げする従者、

街で持ち逃げ犯人を見つけるが身分証がなく、
かえってホジュンが捕まってしまう、

牢内で娘の父親の罪の晴れるのを知るが、
娘に言うと去ってしまうと思い言わないんだね、案外セコイ・・・
しかし、娘(ダヒ)が知り合いに金を借りに行き、娘が捕まってしまう。



3
なんとか助けようとするが、違う場所に移されてしまい、
ホジュンは母と山陰に着き、父の紹介してくれた官史に会いに行く、・・が転任していた、

急に具合の悪くなる母親、怪しい男に教わり、近くにある医院に運ぶホジュン、
そこでみた医師の見立ての鋭さに驚く、

仕事のないホジュンは薬草取りか、鉄鉱石の石堀り人夫になるしかなかったが、
医師を見て、深く感銘し、弟子にして貰う、
生きる目標が見つかったと喜ぶ母親。



4
意地悪そーな兄弟子たちがいて、意地悪を繰り返す、
先生は超一流なのに弟子達はどうしょうもない連中なのね、
どうしてあんな奴らが集まるんだろ、

水汲みに行かされウィテ医師に死んだ水をくんでくるなと叱られる、
船着き場に客を迎えに行き、そこで女の医員に会う、鮮やかに子供を鍼で治す、
驚くホジュン、翌朝その女の医員に水の違いを教えて貰う、
同じ水でも33種類あると言う女の医員、しっかり覚え込むホジュン、

朝から夜まで下働きに汗するホジュン、
夜は薬草の記録を写し勉強する、ある晩、写しているところを女の医員に見つかってしまう、
叱られ出て行こうとすると、兄弟子の一人が入ってくる、
薬財を盗みにきたのね、

高い薬財で、問題になってしまう、



5
ウィテ医師の息子のドジが科挙の試験を受けに漢陽に行くことに、
お供に抜擢されるホジュン、しかし、身分証がなく困る、夜逃げしてきたからね、
出発寸前にイルソがきて手に入るが、

試験で混む宿で貴族が現れて、会い部屋になり、嫌味を言われるドジ、
ドジは貴族出身ではないからね、

医学と医術があると言って偉そうに話す貴族たち、
えらそーに講釈をたれ、漢詩の内容も、作者も間違えてる、
以前の勉強のお陰でホジュンは間違いを指摘し、ドジを助けるホジュン、

1次試験に通るドジ、
暇を貰いダヒを探すホジュンだが、見つからない、



6
ドジの面接で御医が変な素振りをする、なんか曰くありげね、
ドジの父親の名を聞き、席から去る御医、

案の定落とされてしまうドジ、これには訳があるんだね、
以前に科挙を受けた父のユ・ウィテが同じように落とされ、納得できない父は、
「九針の戯」という鍼で御殿医と競い合い、勝ってしまうんだね、
それを根に持っているというわけね、
不正を苦々しく思っている試験管が教えてくれる、

落ちて荒れるドジを何とか連れ帰るホジュン、
父に事情を説明するドジ、どうして御医に逆らったのかと、

急に山陰にホジュンを探しに来るダヒ。
天涯孤独で頼る人が誰もいないんだよね、



7
急に倒れて入院するダヒ、ユ・ウィテの医院に担ぎ込まれる、
帰ってきたホジュンはまだ知らない、

山に薬草探しに行くことになるホジュンと意地悪四人組、
しかし、意地悪四人組はホジュンを一人にして初めての山に放り出す、
崖から転げ落ち、謎の坊さんに助けられるが、
ハンセン病の患者と一緒だった、

ダヒはホジュンの母と会う、が、母は別れてくれと言う、
身分違いで一緒になっても決して幸せになれないと、
私を見ていれば分かるでしょと言う、
去ることにするダヒ、ダヒは両班(貴族階級)の娘なんだね。



8
また意地悪をされ我慢できず、意地悪四人組を殴って仕舞うホジュン、

ダヒに会えるから船着き場に行けと教えるイェジン、
そして、悩み抜いた母は二人の硬い決心をみて婚姻を許す、

居候している家にも住めず、家を探すホジュンは、
廃屋に近い農家を探し手直しを、

ユ・ウィテ先生の高慢チキな奥方が居候のイルソの家を訪れ、
婚姻したのなら働きに出ろと言うが、断るダヒ、怒る高慢奥方、



9
ユ・ウィテ師匠の奥方はダヒとイェジンの結婚は考えてもいない、
イェジンって先生の友人医師の娘だったが、父も亡くなり、
今はたった一人でユ・ウィテ先生が引き取っていたんだね、

薬草取りでドジには量が少ないと怒られるが、
ユ・ウィテ先生には丁寧にほったと褒められるホジュン、

薬草取りの最中、獣の腹を割く医師を見つける、
捕まえようとするが、逃げられてしまう、

何かとホジュンの肩を持ってくれるイェジンを嫉妬するドジ、
患者から順番の札で金をせびったと疑われるホジュン、
やってんのは四人組なんだけどね、

獣の腹を割く医師の弟子になろうとするホジュン、
弟子なんか取らないと断られるが・・・



10
ある日、ホジュンの家に意識のない自殺娘が運ばれてくる、
蘇生させようと頑張るが、なかなか気づかない、
でもなんとか息を吹き返し、助けてやる、
死んだ娘を生き返らせたと・・・
これが評判になり、っつうかイルソ達がしゃべりまくり、
患者が押しかけて来るようになり大変、
やはりこれが医院に知れ、医師でもないのに生意気なとドジから散々叱られる、

ウィテ先生はホジュンの行った治療記録を見て、
正しく処方されているのを知り、怒りもせずにいきなり薬剤倉庫の管理を任せる、
ますます反感をかうホジュン、ってか。



11
意地悪四人組の一人が、どこで聞いたかウィテ先生が薬の秘伝書を持っていると
思いこみ、夜中に先生を襲うんだね、しかし、ホジュンがいて助ける、

仕事は任されるようになり、医院での地位は上がるが、
相変わらずの貧乏暮らしで、ダヒは自分の絹の服を売りにゆき、
これが盗んだものと疑われ、仕事先の家で叩かれる、

ホジュンがこれを見て一緒に叩かれながら、ダヒを看病する、
そして、医者の仕事を辞めると言い出す、
母や妻にこれ以上迷惑を掛けたくないと思っているんだね、



12 13
医院を辞めると言いにゆくと、ちょうどそこに皇室の高官だった人の息子がきて
診療依頼をする、
「わしは外出するのでお前が行け」と簡単にホジュンに言う、
ドジは息子の自分が指名されずおおいに不満顔、
当然高官息子も名医と誉れ高いウィテに往診して貰いたいのに若いホジュンに不満、
ウィテ先生は「信頼できますから心配ありません」と。

ホジュンはイェジンと往診に行く、
しかし、依頼した元高官はユ・ウィテじゃないと診察させないと怒る、
なんとか説得し元高官の妻を診察するホジュン、
意識もなくかなりな重篤な状態ね、
ホジュンは自分の知識のありったけを駆使し、治療に全力をかける、
一時はやばくなるも持ち直し、ついに、身動きもできなかった重篤な病人が
立って歩けるまで回復する、奇跡的・・・・



14
絶賛され、面目を保つホジュン、ドジも到着するがシカトされる、
気に入らないドジは怒って帰ってしまう、

盛大な宴会に招待されるホジュンに、望みのものを言えという高官、
科挙の試験に合格したいというホジュンに監督官はわしの友人だと
簡単に推薦状を書いてくれる、

一緒にいたウィテ医院の一番弟子も書いてくれと頼むが、断られる、
きっと根にもつね、



15
案の定チクり、ウィテ先生に呼ばれる、
推薦状を出せといい、目の前で燃やしてしまうウィテ医師、
そして、推薦状をもらった時点でお前は破門だと医院を追い出される、
なぜ破門されたかまだ解っていないホジュン、
さらにホジュン家では高官から貰ったお礼の品を全て医院の男達に
回収されてしまう、
俺が貰って当然と思っているホジュンはウィテ先生を恨む、

そして、すぐに高官の家に行き、もう一度貰いに行くが不在で貰えず、



16
追い出され酒浸りの毎日を送るホジュンってか、

家族は失望し、母親は寝込んでしまう、妻のダヒは近所の手伝いをして
細々と食いつなぐ、
イェジンは見かねて自分の貴金属を売り、食糧を届けるが、
それが医師の高慢妻にバレ、罵られる、

寒空の街の市場でものを売る家族の姿を見るホジュン、
そんな時、ウィテ先生を脅した悪弟子の一人と会い、
金欲しさに詐欺まがいの仕事を始めるホジュン、



17
この詐欺師の男はマークされていて、ホジュンは仕事を始めたばかりで
捕まってしまう、
棒叩きの刑を受けている最中、たまたま往診にきたウィテ医師に見られ、
助けられるホジュン、
ウィテ医師は「わたしの不徳のいたすところ」と自分を罰してくれと、

一ヶ月ほど家に閉じこもったホジュンは、今度は鉱山に行くという、
生活費の入らないホジュン家はびんぼーのどん底、

鉱山で働くホジュンは知らず知らずのうちに鉱夫達の怪我の手当を、
落盤事故が起き、おおぜいの怪我を治療するホジュン、

少しずつ医師の意味が分かるホジュン、
こんな時、妻ダヒが探し当て迎えにくる、



18
ウィテ先生に許しを乞うが・・・、医院の前で座り込むホジュン、
そこに医院から出てきた僧師と会い、わしを手伝わぬかと聞かれる、

この僧師はハンセン病の患者を診ている奇特な医師なんだね、
しかし、この医師は実は皇室の内医院で国でも最高の医術を持つ医者だった、
なにか大きな理由があって、今は、退官して僧師をしている、
躊躇するホジュンだったが、数日後、山に隔離される部落に向かう、

治療をはじめるホジュンは僧師に息子がいることを知る、
しかも息子が僧師を殺そうとしているらしいことも。



19
・・・で僧師の過去の話に、
僧師には可愛い一人息子がいたが、この息子が行方不明に、
探しまくるが見つからず、
・・その少し前、ハンセン病の者達が通りかかり、それらの仕業と思いこみ、
捜索している山中でハンセン病の一家三人を殺してしまうんだね、
実は、ハンセン病の治療に人肉を食すという噂があったんだね、
とても悲しい話だ、

たまたま一人外に出ていた長男を自分の子として連れ帰ったのが今の息子、
育てられたが親の敵なんだね、

・・・で、若い者同志でこの部落を逃げ出すが、
世間を知る僧師はその危険さに心配する、
そしてホジュンに探して欲しいと依頼する、
なんでこんな重いテーマの話をドラマに入れるのか解らない。



20
ホジュンに見つけられ助かる二人、
僧師は薬を開発中で、人体実験の段階だが、試すことも出来ず迷っていた、
苦しむ息子を見ていて、ついに自分で飲み実験する、
凄い話だね、

一時は血を吐いて意識を失うが、助かる僧師、
その実験を知り、僧師の胸に頭を付け許しを乞う息子、

イェジンが母に追い出されたと知ったドジは部落までイェジンを迎えにくる、
・・が、ホジュンもいることを見て黙って引き返す。

科挙の試験が近づきドジは勉強のため下宿に出かける、
ホジュンも僧師の勧めで科挙を受けることになる。



21
試験場に通う途中の村で、助けて欲しいとすがる夫婦に会う、
他の受験者は急ぐからと言って逃げ去る、
ドジもいたがもちろん診てやるはずもなく、

ホジュンと他の2人が急患を診てやることにする、
ようやく見終わると、外には病人の列が、近隣の村々から
名医がただで診てくれると噂を聞いて集まってきた病人達の群れ、
帰れなくなり、徹夜する3人の受験生、

次の日の昼間でと言う約束で診療を延長するが、病人は増えるばかり、
二人の受験生は出発するがホジュンは残って診る、

ようやく終わらせ、会場に向かうが、案内した男の母親を診ることになり、
殆ど受験が絶望状態に、馬を用意するという男の話に待つホジュン・・・
当然馬など持っているはずもなく・・・



22 23
馬泥棒として捕まってしまう男、官庁で事情を聞かれていると、
押し寄せる病人達、自分たちのせいだ、許してやってと、
県監は理解を示し馬を用意してくれ、破格の扱いをしてくれる、

喜んで漢陽の会場に向かうが、途中落馬して、やはり間に合わず・・・
妻や母にどう説明しようかと悩むホジュン、

ドジは今回は合格し、大得意、故郷に錦を飾る、
祝宴が開かれ、地区の県監も祝いに訪れ、ドジ母も得意満面、

そこに病人を診てやった村の県監から書簡が届き、
ホジュンに感謝の言葉が伝えられる、



24
父ウィテはドジにお前はなにをしていたかと聞く。
ドジはわたしは合格したんだから間違ってないと言う、

村では合格したドジよりも、ぎりぎりまで患者を診たホジュンの噂で持ちきり、
ダヒも母も面目を施す、

そんなこととは知らないホジュンは、トボトボと歩みものろく帰路に、
噂が広まり家に押しかける病人たち、ホジュンは困り姿を隠す、

ドジと母親は皇室の内務医として研修のため漢陽に引っ越す。

こんな時、官史が倒れ、往診しろと役人がくる、
ウィテ先生とホジュンは官史の役宅の前でバッタリ会う。



25
ホジュンに診察を任せ、帰ってしまうウィテ先生、
ホジュンを自分の後継者と認めてくれたんだね、
ホジュンはユ・ウィテ医院を任せられる、
喜ぶ妻のダヒと母、

試験の時に最後に診てやった男が、
母の目が見えなくなったとホジュンのもとへ、
どうしてくれるんだと大騒ぎする、
病人って勝手だねー、

一方、ドジは夜勤の時、王子が急病でこれを診察する、
研修生じゃ断ると言われるがドジしかいなくて、・・・・



26
何とか目を治そうと必死に看病するホジュン、
ウィテ先生が帰って助言してくれる、

見事にドルセ母の目を治すホジュン、
ウィテ先生は殆ど治療を理解しているホジュンに満足する、
実は「灸」で治せと指示したのに、ホジュンは「鍼」を使う、
先生はホジュンが理解しているか試していたみたい、

ユ・ウィテ医院に急病患者が運ばれてくる、
高熱を発し、アッという間に死んでしまう、驚くホジュン、
実は疫病だったんだね、

ドジは王子の病気をなんとか治し、得意、



27
ウィテ先生は居間で吐血する、イェジンも見て心配するが、
ホジュンには知らせるなと言う、胃ガンの末期なんだね、

村全体が疫病に侵され、治療に向かうウィテ先生と太師、
村は完全に隔離されてしまう、
ホジュンはガン家族の看病をしていて、この疫病をまだ知らない、

ドジに上司から縁談が持ち込まれる、
役人の高官の娘らしい、

ユ・ウィテ医院に帰って疫病を知るホジュンはすぐに村に向かう、



28
ウィテ先生に追い返されるが、それは出来ないと治療に参加するホジュン、
疫病は一応治まり、帰るがウィテ先生の胃ガンを知ってしまう、

必ず治すと書物を調べるホジュン、
ウィテ医師はイェジンにドジの元に行けと言う、
ドジがイェジンを好きだったことを知っていたからね、
婚姻話はまだ知らない、

仕方なく漢陽に旅立つイェジン、

ホジュンは先生のための薬草取りで必死で、イェジンのことに気づかない、



29
ドジ母もこれを知り、会わせまいと必死、
そーこーするうちドジはイェジンの訪問を知らずに婚姻がきまり、
その式の当日イェジンはドジと嫁入りの妻をみる、
途方に暮れるイェジン・・・

山中で薬草探しを続けるホジュンは滅多に見つからない人参をみつける、
しかし、同僚の薬草取りに持ち逃げされてしまう、

ユ・ウィテ先生のガンは進行し、何事か決意するウィテ先生。



30
死を予感し、一人洞窟に入るウィテ先生は太師ミンセ、
解剖医、ホジュンを呼ぶ、
三人が洞窟に入ると、先生は手首を切り、自殺している、
手紙には自分を解剖して医学に役立てろと・・・

泣きながら解剖をするホジュン、凄い先生だね、

このことをドジに報告に行くホジュン、
ドジ母はすかさず戻り、ユ・ウィテ医院を処分する、
お前が継げとかいう器量はないウィテの妻、



31
ユ・ウィテ医院を買い取った医師は典型的な金儲け主義の医者で
すこぶる評判が悪い、

ホジュンも仕方なく家を手直しして開院する、

ホジュンとウィテ先生の一番弟子のオグンと二人で科挙を受けることに、
今度は何事もなく漢陽に到着する、

ドジは王の側室が妊娠したとかで薬を間違えミスってるよ、
役を降ろされるドジ、

科挙会場で問題もなく席に座るホジュンとオグン、
試験が開始され、アッという間に退場するホジュン、
気になる教官は答案を見て、完璧な解答に驚く。



32
主席で合格するホジュン、オグンも1次試験は合格、
またも漢陽の廃屋に近い農家に移り住むホジュン一家、

ドジは妻の義父に泣きつき、なんとか現役に復帰する、

そして、初登庁の朝、ダヒが倒れてしまい、遅刻するホジュン、
なんか前途多難な予感・・・

一方イェジンもなぜか内医院に入っている、


33
遅刻の罰で、いきなり10日間の宿直をすることで許される、
でも、同期だからと宿直を手伝う医師もいて、

教官が紹介される、なんとこれがドジなんだね、
もう、偉くなってんだよ、一期違いだけなのにさ、

ドジはホジュンの医師としての技量に自分は劣らないと自負しながらも
どこかで不安を感じている、今後の対決が見物だね、

なぜかイェジンが女医として内医院に入っている、??
どうして入れたんだろ、



34
恵民署で両班出身の少し変わった医官キム・マンギョンに会う、
貴族の出にしては喧嘩っぱやく、かなりバンカラタイプ、

ホジュンが診察のさいに、患部に平気で口を付け、膿を吸い出す姿を見て、
衝撃を受ける、そして歓迎してくれる、

内医院の役立たずの上司二人も配属される、どうせ邪魔ばかりするんだぜ、
突然、あのずーずしいカミさんとイルソがホジュンの家に居候する、
昔世話したんだから当然、と、びんぼー所帯に入り込む、

医女になったイェジンは罪人の逮捕に狩り出される、驚くイェジン、
患者だけ診てればいいと言うわけにはいかないみたい、続くかね、



35
捕まった両班の夫人は死刑が宣告されるが、
イェジンの診察で夫人が妊娠していると知らせる、
驚く従事官は念のため内医院の医官を呼ぶ、やってきたのがなんと、ホジュン、
再会を喜ぶ二人、

新医生の配属が決まり、ホジュンは先輩にねたまれ邪魔にされ恵民署に、
普通の新医生は内医院に残りたいんだね、
出世の早道だからね、
しかし、ホジュンは文句も言わず淡々と赴任する、

何故かおしゃべり男のオグンも内医院で薬草係をしている、
これで、旧友三人が集まったことになるね。



36
恵民署で薬材が大量に紛失する、
管理者のイェジンとチェソンに嫌疑がかかる、
見せしめのため、捕盗庁に連行されることに、
しかし、盗まれた薬材は比較的安いもので、みんなが首をひねる、
高価なものなら解るがなんで安い薬材なのか、と、
犯人を挙げないとイェジンが困るので、
真犯人捜しにかかるホジュンたち、

飲みに出たホジュンたちは、キーセンたちが、
肌をつるつるにする薬材を使っているという話を耳にする、
この薬材が盗まれた「当帰」という薬材なんだね、

薬草係の下役が横流しをしていたことが判明する、やれやれ。



37
今度はホジュンが内医院に呼び出される、
今度はなにごとだい?
恵民署にあふれる患者が見て貰えず、直に医官のもとに診察にきてしまい、
見かねたホジュンは診療しちゃったんだね、
これもチクられて発覚、
だけどこれは内医院では御法度、罰則があるよーだ、

扁額暗唱1000回の罰とかで、額を読みながら1000回往復すんのね、
これが結構きついらしい、でもフラフラになりながらもやり通す、
最後は階段をはって上っていたよ、



38
王の側室が妊娠中で、かなり早めに産気を催してしまう、
ドジは大慌て、なんせ病気には強いがお産なんて殆ど扱ったことないしね、
田舎の助産婦よりも技術が低いと言われているらしい、

医女の第一人者ほくろのホンチュンに連絡するが、
正式な要請がない限り協力しないと言う、
実はホンチュンは以前、産室庁で濡れ衣をきせられ、
追い出された悲しい過去があるのね、
・・・でちゃんと挨拶しろと・・・困った時ばかり頼ってきて、と、

恵民署ではホジュンをハメた下史が「とびひ」にかかり重症に、
同僚たちも悪だぐみの犯人だと知っていて助けようとしない、

そんなことも気にせず、ホジュンは必死で助けようとする、しかし、
ホジュンにも「とびひ」が移ってしまう。



39
薬材室で首つり自殺が・・・
相変わらず宿直医官がホジュンだったことから、
無能上司は職務怠慢だと責任を押しつけようとする、

捕盗庁では問題も見つからず、自殺で処理する、
しかし、死んだ官史は動機もなく、不審な点もあり、
ホジュンは他殺じゃないかと従事官に言うが、

その後、従事官の友人も急死する、二人とも死後毒薬が検出される、

店の売り上げが落ちてきて、一儲けを企むイルソとヤンテは、
オグンも巻き込み密貿易を計画するが・・・、

ホジュンの妻ダヒは何者かにつけられる、
何を探っているのかな?



40
従事官も極秘に調査してくれと、毒薬は「班みょう」と言う毒で、
内医院にはおいてないんだね、

で、密輸入されたものだと解る、
従事官は犯人を逮捕するが、その裏に友人の父の史曹判官が黒幕であると解る、
高官たちが絡んでいるようで、調べは途中でうむやむになる、

突然、従事官が謀反の罪で捕まってしまう、
黒幕が手を回したようだ、



41
いともあっさりと死刑が確定し、従事官は刑を施行される、
毒薬を飲んで死ぬんだけど、
この毒を運んで来たのがイェジンなんだね、
なんかとって付けたような展開だね、

宮廷に高官が赴任してくる、
その大臣は以前ホジュンが、危篤の奥方を治した人の旦那だった、

王の側室の弟が「口眼咼斜」という病にかかり、ドジが治療する、
同じ「口眼咼斜」の患者をホジュンも恵民署で診ている、
しかし、ドジは7日で治すという、
ホジュンは3日でOKと、どうなるこの勝負。



42
わざと長めにいい、4日で治すドジ、得意絶頂、
ホジュンのほうは3日でも治らない、
これは患者が薬を飲まなかったからね、でもしっかり治る、

再発する側室の弟、散々恥をかくドジ、当然担当から外される、

恵民署でのホジュンの手腕を知った新大臣は、
側室に自分の妻を助けてくれた話をして、側室に信用される、
すかさずホジュンをドジの代わりに恭嬪殿に送り込む、

しかし、この弟が問題、えらそーにして文句が多い奴、
仕舞いには碁盤を投げつけ足に怪我をするホジュン、

密かにドジ思いを寄せる女医セヒがまとわりつく、なんか起きるのかな、



43
側室がきて弟のわがままを叱り、今度したら追い出すという、
足の治療をして黙々と薬を煎じるホジュン、

ホジュンの薬を見て、ドジがいぶかる、
処方は「口眼咼斜」のものではなく、
全く関係のない薬の内容だった、問いつめるドジ、
ホジュンは側室弟の病はただの胃病ではなく実は初期の胃ガンだという、
ドジと御医は青くなる、診察ミスになるからね、

見舞いにきた王の前で、何日で治せるかと問う王、
ホジュンは「わたしの言う通りにしてくれたら5日でなおします」と。
でも、治らないと手首を切られて放り出されるらしい、



44
側室弟もこの生意気な医官を凹まそうと一応指示には従う、
しかし、数日経ても一向に良くならない、むしろ喀血したりして、

幹部たちは取り敢えず「口眼咼斜」を先に治せと言うが、
ホジュンは胃が治れば顔も治ると意見を曲げない、

・・で5日め、治らず、それ見たことかと幹部たちは刑の執行を急ぐ、
仲間やイェジンは助けて欲しいと懇願するが、・・・
責任を取らそうと、手首切りの台の上に手を乗せて、あわや・・・

その時、「処刑は中止だ、弟君は治りました」と、官史が飛び込む、
そして、殿下がお呼びであると。



45
恭嬪からも、王からも認められ、褒美に家まで貰うホジュン、
家族まで宮廷に招かれ面目を施す、喜ぶ家族たち、

恭嬪殿に主治医にと言われるが、恵民署で働きたいと断る、
勿体ないと文句を言う仲間達、
御医もホジュのン恩師ユ・ウィテが国一番の医師だと認める、

一方ドジは女医セヒを怒らせ、二人の噂は御医の耳に、
ドジは中国使節団の随行の医師として中国へ行くことに、
これは完全な左遷なんだね、
ドジ母が烈火のごとく怒り狂う、全てホジュンのせいだと。



46
ホジュンは功績を認められ直長に昇進する、でも給与はあまり変わらず、
ダヒは相変わらずドジ家で働く、
ドジ母はそんなダヒに殴る蹴るの暴行を、
恩師ユ・ウィテの命日に来たホジュンにも暴言を吐き追い返す、

こんなさなか、気落ちしたのかドジ母は原因不明の病気に、
診察した医師たちも手の施しようがなく、腹心の医師にも見放され、
困ったドジ家ではホジュンに頼むことに、
頼めた義理じゃないよなぁー

しかし、病人を放っておけないホジュンは往診に行く、が、
気が付いたドジ母、「なんでお前がここにいるのだぁー」と手に負えない。



47
仕方なく病室をでるが、ここ4、5日が峠だと言う、
ホジュンはドジ母に土下座してまで治療させて欲しいという、
とうとう任せることにするドジ母、アッという間に回復する、

大国中国から使節団がやってくる、
一歩間違えば大問題となるので、家臣一同ピリピリしている、
取り敢えず丁重にもてなすことになり、接客要員が選別される、

医女の中からは二人夜伽が選ばれる、当然、イェジンが選ばれる、
医女ってこんな役もやるんだね、



48
夜伽に選ばれたとは知らず、宮中に向かうイェジン、
知って驚く意外な事実・・・
美しく装われ、鏡に映る自分の姿を見ながら、
ホジュンに別れの手紙をしたためるイェジン、
死ぬつもりなんだね、

ホジュンにも危機が訪れる、
王の狩に参加し、偶然ある官史に会う、

若い頃、龍川で自分の出生に嫌気が差し、かなり荒れた生活を送っていた、
その中で密貿易をしたときに捕まった役人に会ってしまったのだ、

役人は覚えていないようだったが、胸騒ぎのするホジュン、ってか。



49
今は宮廷の捕盗庁に配属されたチョンスはホジュンに気づく、
恵民署のマンギョンに打ち明けるホジュン、
マンギョンはチョンスに、今のホジュンの重要性を訴え、
見逃してくれと頼むが、知った以上それは出来ないと言われる、

内偵が続けられ、ホジュンの妻が両班(貴族)の娘であることも知られてしまう、
そして恵民署のホジュンの元に向かうチョンス,

しかし、黄海道一帯に広がる疫病のためホジュンが派遣されたことを知る、



50
この疫病は猛威を振るい、大惨事を引き起こす、
宮廷からも医官、医女、などが大人数派遣され、厳戒態勢をとる、
しかし、この派遣部隊のなかに捕盗庁のチョンスも加わっていた、

ホジュンは以前経験した疫病と似ているので同じ治療を試みる、
すると患者たちの回復が見られ、一旦は収まったかにみえた、

だが翌日、再び患者たちが危篤状態に陥る、
殆ど薬の効かないこの疫病に為す術のないホジュンたち・・・

こんな時、「ウメの汁で治った」という男の話を聞く、
これが大正解で潮の引くように収まる疫病。



51
一段落し、ホジュンは自首する、
そこに王から献身的な努力をした医師、関係者たちに謁見したいと知らせが、

チョンスもホジュンの治療現場をまの当たりにし、見逃すことを考える、
・・・が宮廷内でこの件が発覚してしまう、
ウのめタカのめでミスを捜している奴らがおおいからね、

帰国したドジは明国随行員として苦労した甲斐があり、
新しい後援者を得る、
そして王の第二側室仁嬪の宮医として推薦される、
なかなか油断出来ない男だねドジは、



52
突然逮捕されるホジュンに驚く恵民署の医官たち、
妻のダヒも捕まる、両班の娘が平民と婚姻したからね、
もう捕盗庁の長官ぐらいの力じゃどうしようもないというチョンス、

宮廷内ではホジュンの処遇について、
減刑派と厳罰派に別れ、真っ向から対立、結論が出ない、
そんな時、王が釈放しろと命令する、
喜ぶホジュン家関係者たち、
しかし、急に義禁府に護送される、ってか、

一方病に倒れる側室恭嬪とほくろのホンチュン、



53
ホジュンは牢から呼び戻され側室恭嬪の元に、
意識不明の恭嬪の一命を取りとめる、

王は喜び、再度放免を命ずるが、厳罰派に強行に反対される。
王は強制的に赦免の命令を出す、

ドジにも朗報が、第二側室の仁嬪が懐妊したらしいと、
王は最近仁嬪を寵愛しているので、ドジ有利か。


54
ホジュンは恭嬪のために、山に薬草取りに出かける、
その間に、恭嬪は病気が悪化し、とうとう亡くなってしまう、
もちろん、代医はドジなんかに相談するけど、協力しないんだね、

ホジュンは暫く王宮から離れたくなったのか、
もっと薬や病気が知りたいからと旅に出ることに、



55
数年が過ぎ・・・・・
ドジは仁嬪の王子の治療を続けている、
でも、成果はあまり良くないみたいだね、
困ったドジは王子の治療をホジュンに押しつける、

悪化する王子の病状、ホジュンはなんとか助けたいと、
資料を見ていて、ある治療法を思いつく、
それがなんと「ヒル」を使って毒素を吸い出すという治療なんだね、
驚く王と仁嬪、不安を感じ、きっと治せるんだな、と念を押す王、

なぜか、イルソの家族は金持ちになったよーだね、



56
ヒルを使って見事に腫れ物を治すホジュン、
王は感激し、ホジュンの医師としての評価を再認識する、

そして、位を正三位、御医に任命する、
これでホジュンも両班になるんだね、
任命状を家族に見せるホジュン、涙を流す母とギョム、
ギョムは科挙の試験も受けられるように、
ダヒは言葉もなく・・・・

こんな時またも問題が、しかも今度は大問題、
なんと日本軍が戦争を仕掛けてきたらしい、

宮中では重要な書物を守ろうと必死のホジュン、
仲間達に声を掛けるが、誰も手伝わない、
オグンとイェジンがようやく手伝ってくれて、なんとか外に、



57
早くも漢陽に迫る倭軍、民衆は自暴自棄におちいり、乱暴狼藉、
特に両班は目の敵にされ、ホジュンも狙われてしまうが、
医官のマンギョンに助けられ、医書を運ぶホジュン、

宮中の官史は既に避難していて、王の後を追うホジュンたち、
家族も先に立ったようだ、
しかし、ホジュンのこと、途中で病人をみれば治療にかかり、一向に進まない、
とうとう倭軍に追い付かれてしまう、

この倭人軍は秀吉の軍で、加藤清正、小西行長の軍勢。



58
サンファ(大師の養子)が囮になってホジュン達を逃がすが、
サンファは鉄砲で撃たれて・・・

ようやく王達と合流できるが、ホジュンが遅れたことで王はおかんむり、
ドジを連れてさらに逃亡を続ける王と王子たち、

ピョンヤンに残るホジュン、

イルソ、ヤンテ家族も平壌あたりまで近づく、
そしてヤンテ妻は子供を産む、良かったねーー



59
ついに、平壌に攻撃を開始する倭軍、
イルソ、ヤンテ、ギョムなど市民が一丸となって平壌を守る、

さらに北まで逃げた王一族のうち、王子が危篤状態に、
ドジも頑張るが、王子は亡くなってしまう、
王も倒れてしまう、ホジュンに呼び出しがかかり出かける、

懸命に治療に当たり、なんとか鍼が打てるまで回復させると、
ドジに後を譲るホジュン、



60
王の体も回復し、罪も逃れるドジ、ってか、
ようやく自分の卑怯さに気が付き、ホジュンに謝るドジ、おせーよ
なにも終盤だからって、いい人にする必要ないよ、
このまま意地悪なドジでいけ、性格は変わんないよ、

平壌も落ち、王の元に避難してくる官軍、
しかし、明の援軍が到着し、戦況は大逆転、見事に敵軍を追い払う、
王を救った功績でホジュンは大臣の位に、

ホジュンはこの戦争を体験して、もっともっと病気に対する知識が
一般的になるべきだと痛感する、
そして、一般にも解りやすく解説することが大切だと考え始める、



61
側室恭嬪は亡くなったが王子がいる、第二側室仁嬪にも王子がいる、
しかし、正室には今まで子供が出来なかったが、
十数年振りに王子を出産する、当然起こる権力争い、
こりゃ家臣は大変だね、

ホジュンは医学関係の本作りに没頭している、
こんな時、正室の王子と側室王子が同じぐらいの時期に病に、
ホジュンは迷うが正室の王子の元に行く、

そして無事治療する、
今度は王が危篤になる、駆けつけるホジュン、
派閥の親玉はてんやわんやだね、



62
ホジュンを使って側室王子を殺そうとする大君派、
王子の治療のため、毒のヒ素を使うホジュンに、
使用量を増やして毒殺させようとする、
今は側室王子が跡継ぎになっているからね、

大君派は王が亡くなる前にこれを変更させなければならない、
・・・で、すったもんだ、

しかし、ホジュンはどちらにも荷担せず、政治にはまったく
興味を示さない



63
結局、わずか3歳の大君を王位に付けるわけにも行かず、
側室王子に王位を譲ると、諦めきれない大君派、

この最中、王が崩御する、
ホジュンも責任上死刑かと思われたが、
側室王子はホジュンを殺さずに島流しにする、

大君派の大臣達は勅書を隠した罪で、謀反罪が適用される、



64  おしまい
島でも医書の編集をするホジュン
ホジュンを尊敬する医官たちが足繁く通ってきて、編纂の手助けをする、
その合間に島の民の病気を診るホジュン、

王は刑を解き、宮廷に呼び寄せるが、
ホジュンは故郷で医師をしながら生涯を終えたいと、
希望を叶える王・・・

疫病を手助けし、鍼を持ったまま息絶える。
最後に墓を詣でるイェジン・・・・・・・
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「暇なおじさん」
「チュモン」「テジョヨン」と違う時代物だが、それなりに・・・
えんえんと顔みっこのアップがないだけまし、
イェジンが居たお陰で最後まで見られたね、


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